あやし (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 4086
感想 : 298
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043611041

作品紹介・あらすじ

木綿問屋の大黒屋の跡取り、藤一郎に縁談が持ち上がったが、女中のおはるのお腹にその子供がいることが判明する。店を出されたおはるを、藤一郎の遣いで訪ねた小僧が見たものは……江戸のふしぎ噺9編。

感想・レビュー・書評

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  • 宮部みゆき 著

    とても、良かった。
    レビューは後で…

  • 若旦那に気に入られた銀次が見聞きした話ー居眠り心中
    蝋問屋岡田屋に起こった惨劇とはー影牢
    酒屋兼子屋の女中奉公に上がったおゆうはー布団部屋
    しっかり者の姉の行く末ー梅の雨降る
    義母の昔語りー安達家の鬼
    孤児になった太郎が奉公に上がった先にー女の首
    口入れ屋にやってきた娘が出会った女ー時雨鬼
    下駄屋の平良屋で刃傷沙汰がおこるー灰神楽
    口入れ屋の二代目が耳にした不思議な話ー蜆塚
    以上商家の奉公人にまつわる9本の短編。

    お話として一番好きなのは「女の首」
    他はちょっと短くて「ふぅん」という域を出なかった。
    奉公人や商家の毎日が垣間見れるようで、そのあたりは楽しい。

  • 怖いです。
    お話に出てくる鬼や怨霊もですが、そんな鬼を産み出してしまう人の暗い気持ちが、何より恐ろしいと感じました。

  • 周りの空気の温度が下がるような、ヒヤッとする不気味さを帯びた小説でした。

    続きが気になって、読むのをやめるタイミングを逃しがちでした。

  • 時代小説をじっくり読んだのは初めてかも知れません。
    江戸の不思議な話を集めた短編集です。
    やっぱり宮部さんの作品は読みやすいですv
    私が一番好きなのは「安達家の鬼」です。
    病気のおかみさんが語った、静かに寄り添う鬼のお話しです。

  • なんてことか宮部さんの作品は初読で、どんな風かわからないままページ捲って打ちのめされた。怖い。夜にトイレ行けない!っていうのじゃなくて、布団の中でじわじわ思い出してぞっとする感じ。人間の浅ましさをこういう目線で明確に的確に捉えていくのは、宮部さんの才能だろう。

  • 江戸ふしぎ短編集。
    不思議だったり、ちょっと怖いお話。

    気に入ったのは安達家の鬼、女の首。


    どちらも読後感が良かったから。

  • 意外と評価が低くて驚きました。
    とても面白い小説でした。

    宮部みゆきさんの本は、電子書籍が少ないので、江戸の商人が舞台の「あやし」を選んでみました。

    1話1話オムニバスになっていて、とても読みやすかったです。

    最初は怨恨の祟り的な話が多かったですが、後半は人情っぽい話や、親子の絆のような話があり、ホロリとします。

  • 布団部屋、梅の雨降る、安逹家の鬼、女の首がよかったかな。
    人間て業の深い生き物ですね。

  • 江戸、商家の奉公人たちにまつわる「妖」な短編9作
    どの妖も、ただ怖いだけではなく
    哀しいのが宮部作品の特徴。
    なるほど、これが三島屋シリーズに繋がっていくのだなぁ

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール読物新人賞を受賞。『龍は眠る』(日本推理作家協会賞)、『本所深川ふしぎ草子』(吉川英治文学新人賞)、『火車』(山本周五郎賞)、『理由』(直木賞)ほか著書、受賞歴多数。

「2021年 『ブレイブ・ストーリー 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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