ブレイブ・ストーリー (1) 幽霊ビル (角川スニーカー文庫)

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  • 角川書店
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043611072

感想・レビュー・書評

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  • 4巻に記載。

  • ブレイブ・ストーリー (1) 幽霊ビル (角川スニーカー文庫)

  • 読もう読もうと思いつつ、ずっと放置してた本。さすがの宮部みゆき節って感じ。これからの展開が楽しみ。

  • 主人公が、いよいよ幻界に踏み込むまで。
    この先、いよいよRPGみたいな世界が始まるわけだな。タイトル通り、勇気を持って戦わなきゃいけない場面がたくさんあるわけだな。

    出てくる人物の描写がリアルで、読んでいて胸が痛くなりました。なにもかもが重大事項でアンテナ全開で些細なことでも傷つきまくっていた小学生の頃の気持ちも(忘れかけてるけど)、狡くなっちゃった大人の気持ちも、親戚付き合いやらご近所付き合いやらの煩わしさも有り難さも、あれこれ経験しちゃった故に突き刺さる。
    いろんな人が、ほんと隣にいそうな、名前を挙げられそうな身近さでもってそこにいて、私この人知ってる!って、何度おもったか。

    ここから先は、喋る鳥がいたり魔法使いが出てきたりで、そん近しいな知り合いはいなそうですが、展開が楽しみです。
    頑張れ亘!

  • 映画と漫画は読んでいたので暇つぶし程度の気分で読み始めた。

    でも、全然暇つぶしじゃない。
    この本読むために他の時間が削られていく。

    人間の汚さとそれに関わる子どもの危うさ、幻界の存在性も考えさせられるものがある。

    これを小学校6年ぐらいの子どもに奨めるかどうかは議論が分かれそう。
    自分は迷わず奨めるべきだと思うけど。

  • ファンタジーかなと漠然と思って敬遠してたけど、主人公の考え方と現実的な展開があるのがかえってよかった。
    二巻からは思いっきりファンタジーだろうけど、この導入があれば読みやすいような気がする。

  • 自分と重なるところの多い主人公で、かなり読むのが辛かった。
    作者の描写力には苦しめられたわけだが、憧れもする。
    二巻どうしようかなぁ

  • 美容院の兄ちゃんに勧められたので読んでみる。

    香織と石岡が同じ症状になってるとしたら美鶴は鬼だな‥‥。

  • 宮部みゆき女史の代表作、大作4分冊の第1弾

    RPGちっくな長編ストーリーかと思いきや、以外に人間ドラマ
    とりあえず第1分冊は、旅に出るまでの序章の位置づけで、
    なぜ旅に出るのか・・・の部分を、リアルな人間社会における
    諸問題を描写し、感情移入させる

    動機の一つを構成する両親の離婚に絡むドタバタ描写が妙にリアル
    本書の分類が「ヤング文庫」だっただけに・・・大丈夫か?

    玄界(ヴィジョン)への扉を開いたところで終了〜♪

  • 小説も映画も好き

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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