ブレイブ・ストーリー (3) 再会 (角川スニーカー文庫)

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  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043611096

感想・レビュー・書評

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  • 4巻に記載。

  • ブレイブ・ストーリー (3) 再会 (角川スニーカー文庫)

  • 旧き良き時代のRPG(個人的な感覚では90年代のスクウェア)の醍醐味と、宮部みゆき独特の人間描写が、とても良い塩梅で混ざり合ってる。こういう作品が読みたかった。次で最後なのかー。

  • かなりハードな話になってきました。つらい思いをして、泣いて、苦しんで、でも少しずつ真相や詳細を知っていきます。凄い仲間も増えた。

    いろいろ考えさせられるなあ。
    揺らがないことが、すなわち強さなのか。 迷って迷って、馬鹿じゃないかと思われるくらい振り回される、優しすぎる亘だからこそ、見えるものもあるんじゃないか。
    でも、逆に『好きになってくれたのに断るなんて申し訳ない』という理由で二股かけたりするのは、もっと失礼なわけで、優しさから出たことであっても相手にとって幸せとは限らない。
    難しいねえ。

  • ミーナが良い子すぎて嫁にしたい(キリッ

  • 物語の核心に近づいていくにつれ、最初の亘の自分だけの目的から現世や幻界全ての正しさを考えていく様に惹き込まれる。

  • 宮部みゆき女史の代表作、大作4分冊の第3弾

    ついにドラゴン出現。しかも笛吹けば飛んでくるだなんて・・・

    現実世界の生き写しがヴィジョンに出てくるあたりは、完全なるドラえもんワールド
    そこでの父親(の生き写し)とのくだりは、1巻との対比が描写され、親の建前と本音・・・というかエゴが主張されているが、、、極論過ぎるかな

    ようやくヴィジョンとは何なのか、主人公ワタルのココロの写し絵なのか、仲間との別離、再会。母親との再会を通じて、自分のやろうとしていることの意味が薄ボンヤリと見えてくる。一方の願いを正当化する時、他方の視点では悪意となっていないか……

    面白くなってきた。ココロの支配を巧みに描いてる・・・のかな

  • 2010年2月27日

  • 雲行きが怪しくなります。1巻での展開が活かされ、亘の負なる感情と負なる感情を認めることが出来ない拒絶とが混在し謎を深めていきます。現世に帰ると胸詰まりますね。亘、成長してます。

  • 原作は本当にワタルメインでミツルがあんましめだたないんだけど、ミツルがでるたびになにかやらかしてくれるので見てて飽きない二人ですね(笑)

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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