ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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レビュー : 837
  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043611119

感想・レビュー・書評

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  • 全部読んだけどあまり好みじゃなかった。

  •  詳しい感想は最終巻にまとめるとして、上巻はとにかく現世のリアリティがハンパない。
     宮部みゆきはリアルな描写がうますぎて、その後の展開で非現実的な要素がはじめて登場したときにガッカリしてしまうことがあるのだけど、この作品もちょっとその感じがあった。現世での亘のリアルな心情描写と、両親のドロ沼が面白すぎて(われながら下世話だ)、幻界に入ってから世界設定の説明が長くて正直退屈だなあと思ってしまったが、まあそれは物語の導入として仕方ないのだろう。

     アニメ映画は見ておらず、ミツルが金髪のおかっぱみたいな美少年キャラデザだったような記憶しかなくて、てっきりすごく親切な少年だと思い込んでいたので、どぎついヤツでびっくりした。まあ過去が過去だけに仕方がないけれど。

     お母さんの生真面目さが息苦しくて、お父さんが不倫するのもなんとなく分かる気がする。田中理香子がかつての恋人じゃなくても、お母さんが妊娠したと嘘をついて結婚に持ち込んだんじゃなくても、やっぱりほかの誰かと不倫したんじゃないかって思ってしまう。イヤそもそもお母さんも浮気相手だったのだろうし、節操ねえなあお父さん……。急に離婚しようとか言い出したのも田中理香子に子どもできたからなんじゃないのか? だとすると、お父さんは進歩してないんだなって思う。お父さんは変われなかった人なのだ。

     お父さんの兄・ルウ伯父さんが、まったくお父さんと真逆に設定されている。サラリーマンで理屈っぽいお父さんと、海の男(ライフセーバー的なやつだっけ)で豪快なルウ伯父さん。ルウ伯父さんがお父さんだったらよかったのに、って思わされてしまう。

     そうそう、カッちゃんがいいヤツ。亘にはカッちゃんを大事にしてほしい。そんな上巻でした。

  • 「これは好みだと思うよ」と言ってくれたのは、私がRPG好きだと知ってくれている人だった。

    でも、読みはじめてみたら…これは、ジュニア小説?っぽい。主人公は小学生の男の子。不思議な出来事をいろいろ体験したりはするけど、学校や家族のことがずっと描かれていて、そういえば主人公がプレイするゲームのタイトルは頻繁に出てくるけど…。

    と、思いつつ後半から始まる第二部に入ってみたら、なんとまあ!
    まんまRPGワールドじゃありませんか。映像が浮かんできそう。

    この文庫版では、第二部のごく序盤で「次巻に続く」になってしまうので、これからどうなっていくのか、主人公が冒険する「物語の中の物語」で起こる出来事が「物語の中の現実」にどんな影響を与えるのか与えないのか、まだわからないけどとても楽しみ。

    登場人物も魅力的な人(じゃないキャラもいるけど)がたくさん。
    主人公の伯父さん、私好きかも。

    で…レビューというか感想も、
    「次巻に続く」
    です。

  • 感動したの一言に尽きます。ずっと大好きです。

  • 「うゎ、長っ」
    長らく読書と親しくしておらず、ぶっちゃけ抵抗あった
    分厚いばかりか上・中・下巻かよ・・・

    時間の流れが濃密な作品
    フルボトル飲んでるような感じ。ん、わかりにくいな
    徹夜する気まんまんでロープレに臨んでる感じ
    村人の話を全部きいて宝箱も全部チェックしてじっくりじっくり進んでいったるみたいな

    ちょーどFFやってるからかなw
    中もたのしみ!がんばれワタル!

  • 今巻はファンタジー世界に入るまでの現実世界のくだりが大半を占めている。主人公の家族のくだりがとてもひきつけられた。眠っていた古い記憶がいくつも呼び覚まされた感じだ。

  • 最終まで読みました。映画しか見ていない方は読むべき。本来一時間や二時間で追うべき話ではない。

  • 繰り返し、繰り返し読んでます
    その名のとおり勇気が出てきますし、勇気について考えさせられます
    出だしはなんか暗く現実過ぎて・・・。でも中あたりから止まらなくなりますね

  • 友人に勧められて読みました。
    上巻は準備段階なので、☆3つ。

  • 旅立ちのお供にした一冊。勇気をもらった。

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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