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Amazon.co.jp ・本 (484ページ) / ISBN・EAN: 9784043611126
作品紹介・あらすじ
幽霊ビルの扉の向こうに広がる異世界――幻界。そこでワタルを待ち受けていたのは、さまざまな怪物と厳しい自然。仲間とともに困難を克服しながら、ワタルは旅を続ける!
みんなの感想まとめ
異世界の冒険を描いた物語は、主人公ワタルが直面する心の葛藤と成長を中心に展開します。ファンタジーの要素が豊富に盛り込まれ、ドラゴンや魔法、星読みといった魅力的なシーンが次々と繰り広げられる一方で、差別...
感想・レビュー・書評
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中巻はファンタジーの幻界の冒険の話。現世の泥々の話と違いドラゴンに魔法、星読みなどファンタジーの定番がどんどん現れる。だが、差別主義、宗教の縛りなどいやな世界も存在した。それは主人公のワタルの心を反映した世界だった。自分の心にあるものとの対峙。それを乗り越えての冒険のゴールへとワタルは向かっていく。
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中巻は、ひたすら亘の冒険シーン。ファンタジー特有のカタカナの多さに最初は怯んだけど、すぐに没頭できた。
つくづくこの物語は子供よりも大人向けだなーと思う。もちろん子供が読んでも楽しめるけど、物語の深いところまでは感じられないのでは。「憎しみと怒り、優しさと勇気。どちらも等しくあなたのものぢゃ。それを直視した上で、運命を変えるとはどういうことなのか、結論を出すのぢゃ。」というバクサン博士の言葉が中巻の鍵となる言葉かなと思う。幻界は自分自身の姿を映して形をなしている、ということ。噛めば噛むほど味が出るような言葉だな。 -
面白さが加速!
アニメ映画の絵面で脳内再生されるのがすごく惹き込まれる。本当に小さい頃に見てた映画だけど、絵とか声色はそのまま覚えてるみたいで、面白いくらい想像力が掻き立てられる。上に比べてあっという間に読み終えてしまった。
人種差別やカルト宗教、現代にも通ずるあれこれが、こんなに散らばれられていたんだなと感心しながら読了。 -
上中下巻まとめて感想書きました!
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2025.11.20
結論は主人公はワタシにはどうにも受け入れられないが、様々な見聞に考えさせられるテーマがある。偏見、差別、特権、自己本位の考え方、自己防衛、他者への思いやりなどである。それぞれをどう捉えるなかを考えるきっかけを与えてくれる。55歳ではなく15歳で読みたかった。 -
差別や辛い出来事が多い。
これからどうなっていくんだろう。
下巻も読みたい。 -
ブレイブ・ストーリー中巻。王道冒険ファンタジーといった印象を受けました。仲間を集めて願いを叶えて貰うため、運命の塔を目指すというストーリーになっており、ワタルの成長を感じました。宗教の違いで対立するなど、現実世界とそうそう変わらない問題が発生しており、異世界なのに夢が無いなと感じた。
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1人が孤独だとは思わない。孤独はそれだけじゃけっして害のあるものじゃないのに、怒りや悲しみとくっつくと、すごくタチの悪いものに変わっちまうんだ。
亘の心を映した幻界、そこで起こってる全てが亘である。とても刺さる言葉が多い。
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幻界の世界観や、ワタルの冒険のほとんどはまさにファンタジー小説であるけれど、途中に挟まれるワタルの醜い自意識の発露などは、やはりミステリー小説家としての一面も感じた。
そして着実に幻界におけるワタルの目的に近づくにつれて、並行して起こる幻界それ自体の問題も発生し、段々と物語のラストが見え始めて面白かった。 -
物語が動き始めた。
幻界の在り方は亘の心の在り方だという設定が、難しいながら非常に大きな意味を持って物語に絡んでくる。誰かの幸せを願うということは、誰かの不幸を願うことになるのか。誰かが過去をやり直したいと願うとき、それは誰かの幸せな未来を奪うことになるのか。亘は旅を通して、自分が大切に思う人がいるように他の人もそうなのだと痛感する。
何が亘を成長させたのかは正直明確に分からないが、母に語りかける亘の言葉に今までのような迷いは感じられなかった。どのような決断をくだし最後を迎えるのか、下巻が楽しみ。 -
この巻も、ミヤベ作品と思わずに、次々と繰り広げられる異世界の風景の描写と登場人物の多彩さを楽しむといい。
時々、すりガラスの向こうのような距離感で現実世界がやって来て、冒険を楽しんでばかりいられない事を思い出す。アニメ映画では描かれなかった世界のあり方、人種差別や、宗教、歴史や伝承の歪みなどが語られる。スケールが大きくなってきた。いよいよ下巻が楽しみ。読むスピードが上がる。
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北の帝国や種族差別、カルト宗教、そして「ハルネラ」。本書が示す「ファンタジー」は単なる冒険活劇ではなく、我々現実社会の暗喩である。確かに仲間とともにミッションをクリアしていく様はRPGゲームさながらだ。しかし、所々強烈な現実を織り交ぜてくる。例えば毒の沼での出来事は人間の抱える闇を描く象徴的出来事だ。
本書の中で特に印象に残ったシーンは母親と一時再開するシーン。弱くなった母親の姿をみた亘が決意する姿に、不覚にもウルッときてしまった。
これが子ども向けとされ、実際に子どもが興味を持って読んでいるということは、、、私は大人としてまだまだということなのかもしれない。
小学校でくだらない文部省公認の教科書をみせるより、本書を読ませたほうが数万倍有益だ。 -
個人的には、上巻より中巻です。読み始めたら息を吐く間もあたえないほどの展開と面白さでした。
願いを叶える旅、魅力的な仲間たち、優しさ、出会い、裏切り、真実、危険…幻界の全てが亘を強くしていきます。 -
上巻は若干グダり感があったけど、中巻から急にシリアスな場面も出てきて「盛り上がってきた!!!!」って感じがとても面白かった!!
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全く同じ顔の人物は。
最低限の関わりは持つだろうが、それ以上のことをしないからこそ面倒事を避けて目的遂行に向けて動けるのだろうな。
種族によって優位が違うと本気で思っているからこそ、こんな外道なことをしても平気でいるのだろう。 -
小学5年生の主人公に幻界とはいえこんなことさせるのかと思って驚いて読みました。
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幻界に着いてから冒険の中でのワタルの成長振りにワクワクした。
街行くところで会う人たちの優しさや悲しみに触れて感じるものも多く、大人になった今でも考えさせられる事もある。
ワタルの機転の良さに毎回驚くが下巻では最後、どういう気持ちを持ってどういう判断を下すのか早く読みたくなる。
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著者プロフィール
宮部みゆきの作品
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