ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)

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  • 角川書店
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本棚登録 : 6754
レビュー : 536
  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043611133

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。宮部さんってこういうファンタジー物語も書くんだね。

  • 一気に読み上げました。とても面白かったです。ただ、ミツルも幸せにしてあげて欲しかった~(T_T)

     とにかく色々考えさせられる内容でした。主人公は10歳?11歳?の子供ですが、この本を子供に読ませるのはう~んって感じかなぁ。高校生以上推奨かしら。

     下の解説のところで、亘はお父さんを赦したみたいな事が書いてあったけれど、どうなんだろう?本当に赦したのかなぁ?うまくは言えませんが、赦したというよりは、お父さんにすがるのを止めた=お父さんはもう僕の人生には必要ないから、僕はもう大丈夫だよって言ったんじゃないかなぁという感じがしました。個人的には。

     最後まで読んで、とても残念だったことは、幻界のハルネラ=人柱に関しては一切解決されなかった事かなぁ。

     ハルネラが解決されるためには別の旅人の物語で語られるといいなと思いました。

     ブレイブストーリー=ワタルの旅路のお話でした。

  • 上巻は早く!幻界行こうよ!と待ちきれない気持ちだったけれど、扉の中に入ってからは本当に楽かった。
    最後まで読んで、ここまではまれたのも、上巻のワタルの生活あったからこそどんどん深みを増したんだなぁと。

    キキーマやミーナとの会話に切なくて。ジョゾの可愛さと健気さに頑張れ!てなったり。
    旅を振り返るシーンでは私も同じように、あんなことあったなぁと。
    少年の成長を最後まで見届けることができてとてもよかった。

    面白かったなー。

  • めっちゃ読み応えあった。徹夜本です。アニメにもなってるので、子ども向けのファンタジーかなっと思ってたんですが、全くそんなことなし。むしろ、普段は意識してないような大切なことをあらためて気づかされた気がする。これからも何度か読み返すことになる本になる気がします。

  • 上中下巻と1500ページほどの大作。
    高校生の時に購入したものの、読んでおらず、帰省した際に自分の部屋で見つけて手に取ってみた。

    子供向けのファンタジーだと思って読み始めたのが、ページをめくる手が止まらなかった。

    序盤の家族問題のところから私の境遇と被る部分があり涙。涙。
    自身が日々の生活のなかで芽生えることのある黒い感情に後ろめたさがあったが、物語を通してそれを認めることも勇気だと教えられた気がした。

    登場人物に愛着を覚え、感情を揺さぶられる。
    胸がギューっとなったり、じんわりほんわかしたり。
    将来自分の子供に読んでもらいたい作品。

  • ジョゾとの再会は思っていたのと違った。てっきり地下の牢獄から脱出するための伏線だと思っていたが、あっさり脱出できてしまった。まあ龍の笛が簡単にできてしまうのもなんなのでこれはこれでいいと思う。なのでジョゾとの再会はあっけなく果たされ、そしていよいよ…。

    ここから先はまさに「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」や「ネバーエンディング・ストーリー」などを彷彿とさせる。テイストは前者に近く、魔の影や自身の投影や闇などといった光と影、善と悪、それらが混ざり合った世界での戦いが公私に渡り続けられることになる。ダークサイドとの攻防のような図式はまるで「スター・ウォーズ」だね、とも取れるいわゆる神話型ストーリーが続く。

    ワタルとミツルは直接戦いはしなかったが、結局はワタルが勝利し運命の塔へと向かう。そして自分の運命を変えるのではなく常闇の鏡の破壊、つまり幻界を救うことを願うのだ。それはワタルの成長を意味していた。

    運命を変えたところで未来がよくなるわけではない。それよりもいまを生きることこそ未来に繋がるのだ。そうしてワタルは亘として帰還したが、その亘はワタル以前の亘では間違いなくないのであった。

    ところで、この作品にも「父殺し」というエピソードが盛り込まれていたことを大原まり子のあとがきで気づかされた。つまりこの作品もまた村上春樹が大好きな「行って帰ってくる物語」であったことをいまさらながらに気づかされたのだ。まあ当然といえば当然なのだが…。

  • ミツルのことを思うと切ない。たった10歳で、抱えきれないほどの運命を背負って、憎しみに支配されて…ミツルのやったことは確かにひどいけど、幸せになって欲しかったな。

    ヴェスナ・エスタ・ホリシア
    〝再びあいまみえる時まで〟

  • 2011/5

  • いよいよクライマックス。

  • 2015.11.2
    ブレイブ、勇気の物語。
    小学5年生が主人公ではあったけど、すごくしっかりした考えを持っていて、甥っ子の小6と小4の二人のことを考えたりもしてしまった。
    上中下と長編で、しかも幻界とか、ゲームの世界っぽい生き物とかの系統は得意ではないが、現世と幻界がリンクしてるので読みやすかった。
    勇気は一人では発揮するのではなく、仲間と共に発揮するものなんだなーと思った。一人でなく、仲間、家族、大事にしていきたいと思った。

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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