ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 6736
レビュー : 536
  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043611133

感想・レビュー・書評

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  • 読んでたら面白いんだけど、なかなけ読み進められなかったなぁ。読んでると睡魔に負ける…

  • ワタル、ねがう

  • ワタルは幻界の危機を知り、葛藤する。
    ハイランダー。
    二人のヒト柱。
    常闇の鏡。
    ミツル。

    そして旅の果てで悟る最後の願い。

  • 宮部みゆき先生圧巻の異世界ファンタジーでした。上巻読み進めるのに時間を要したのですが中巻からのはまり込みは我ながら苦笑。やはり宮部先生はチョコチョコ読みよりは、一気読みに限ります。少年の孤独、自身の負の感情の向き合い、ライバルへの劣等感から成長する様。そしてRPG的世界での宮部ワールド。今や異世界転生はラノベのテンプレですらありますが、異世界は自分のいべき場所ではないと言い切るあたりが、この作品の魅力かと。
    世界は問題ではない、自分がどうあるかが問題なんだと提示するこのファンタジー小説は、まさに今を生きる人、いや逃げたいけど逃げられない人にこそ読んで欲しいかもしれない。そう思わせる読後満足感でいっぱいの出会いに感謝でした。

  • ブレイブ・ストーリー<上>のレビューご参照。

  • 予想通りの大団円。
    亘くんの願いが予想の斜め上を行ってくれなかったのが残念。

  • 自分としっかり向き合うことが出来るようになった主人公が、最終的にはどんな運命を辿り、どんな結論に達するのか。予想通りといえば予想通りだし、かといって、これ以外の結末の付け方はちょっと難しいかも、というところ。RPGを紙面体験できた気分は味わえるけど、やっぱりゲームのが楽しいかも、って思ってしまいました(苦笑)

  • 上巻は若干退屈
    中巻ではのめり込み始める
    下巻ものめり込みつつ、物語を通して伝えたい事が感じられ、色々と考えさせられる

    そんな印象で、読み進める度に先が楽しみになる物語でした

    ミツル的な考え方をする自分もいれば、ワタル的な考え方をする自分も感じられる
    考えていくとミツルの考え方が絶対悪でも無い気がした
    やり過ぎという面は否めないが

    彼らの正確や考え方、選んだ道は大きく異なり、その対比は色々と非常に考えさせられた
    決着の付け方も昔話的ないわゆる「悪いことをするとこうなるよ」という決着となっており、物語としてキレイにまとまっていると感じた

    とても良い物語でした

  • 『別れ、失い、傷つくことは、これからも繰り返されてゆくだろう。何度運命を変えてそこから逃げ出そうと、変えた運命のその先には、またその運命のなかの喪失や離別が待っている』
    小学生のワタルが悟ったことを、60余年生きた僕が今なんとか気付き始めた。
    でも、気付くのが遅かったとは思わない。

  • まさにRPGといった世界観。ただし、自分がコントローラを持って操作することで世界に入りこんでいくような感覚を味わうゲームとは違い、丁寧な言葉による登場人物の気持ちや舞台となる世界の表現によって読みながら頭の中に物語が形作られていく感覚を楽しむのが小説なのだと思いました。

    運命を変えるために幻界にやってきたワタル。しかし、旅を続けているうちに、「悲しみや不幸にぶつかるたびに、運命を変えてもらうわけにはいかない」(P435)ということに気付いたワタルの願い。完全なハッピーエンドではありませんでしたが、この本を読んでよかったなと思いました。
    自分も一緒に旅をしているような気分で読んでいたこともあり、読み手としてもかなり気合を入れる必要があり、長編だったのと合わせて、ちょっと疲れたのはここだけのはなし。

    「あんたはそれを、あたしに訊くの?あんたの心に訊くべきことなのに」(P143)
    「変えるべきなのは僕の運命じゃなくて、――僕自身なんだ。」(P353)

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著者プロフィール

宮部 みゆき(みやべ みゆき)
1960年、東京都生まれ。1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、1999年には『理由』で直木賞、2002年『模倣犯』で司馬遼太郎賞、2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞など、数々の文学賞を受賞。大沢オフィス所属。日本推理作家協会会員。日本SF作家クラブ会員。直木賞、日本SF大賞、小説すばる新人賞、河合隼雄物語賞など多くの文学賞で選考委員を務める。『模倣犯』や『ブレイブ・ストーリー』など、多くの作品がドラマ化や映画化などメディア・ミックスされており、日本を代表するエンターテインメント作家として人気を博している。2019年7月10日『さよならの儀式』を刊行。

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