ハルビン・カフェ (角川文庫)

著者 : 打海文三
  • 角川書店 (2005年7月23日発売)
3.88
  • (32)
  • (35)
  • (25)
  • (8)
  • (1)
  • 323人登録
  • 36レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (600ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043615025

ハルビン・カフェ (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 福井県にある架空の都市を舞台に、実力行使の報復でマフィアに対抗する下級警官達のゲリラ的活動の表と裏を描いた物語。
    総括するとこんな感じですが、ボリュームのある作品の中で1つの出来事が視点によって複数の意味を持ち、偽名と裏切りが多発する中で人間関係が非常に複数で、仕事の合間に読んだせいか充分に理解できなかった。
    多くの登場人物が目的を達成することなく死んでいき、全体的には救われない印象でしたが、時間のある時にもう一度落ち着いて読み返してみたい。

  • 超高密度な群像劇を途中から追えなくなっても、底辺に流れる作者の主義・思想・人間観に触れているだけで何かを得た気分になれる。

    「応化シリーズ」も後半になると、そういう読み方にシフトしていった。戦争や革命という極限状態のなかで、政治・宗教・性差を軸に人間の愚かさや気高さを描く作家。そういう認識から外れた作品も、また読んでみたい。

  • (欲しい!/文庫)

  • 把握するのが大変だったけれど、こんなスリリングで面白い小説は久しく読んでない、と思った。

  • 相性が合わないため読破を断念。。
    ハードボイルド?

    近所の本屋さんでオススメされていたもの

  • 読みにくかった。視点が飛ぶので内容を把握しきれない。

  • 中国・韓国・ロシア系の各マフィアが覇権争いを繰り広げる、福井県の海市を舞台に、それらマフィアと警察内の報復組織P、そして警察組織自体の抗争を描く骨太なハードボイルド小説です。
    細かくカット割りされるように、何人もの登場人物の視点が切り替わって事件の進行が語られ、600ページにも及ぶ長編ながら緊迫感を持続したまま読み通すことができました。
    また、これは僕が男やからかも知れませんが、出てくる女性キャラがみんな力強く、たくましく、したたかで、セクシーに描かれていると思いました。
    打海文三さんは初読でしたが、積ん読も含め、他の作品も読んでみたいと思えました。

  • これはいい作家と出会えました。

    全く伊坂幸太郎に感謝。



    単行本で592Pがあっという間です。

    というか一度に読んでしまいたい、読んでしまわないと理解できないんじゃないか。

    そんな風に思いました。



    舞台設定などからすれば村上龍の作品などとオーバーラップするところがあり、話の進め方からすれば伊坂幸太郎作品にも共通する箇所が見受けられます。

    ただインパクトの強烈さは先に挙げた両者を凌駕するものを感じます。

    序盤に発生した事件をきちんと把握・理解していないと度々ページを戻すことになります。

    無駄な文章は一切なし。

    作品の世界にのめり込んでしまい、読み終えた後はその重みでグッタリしました。

  • 硬質な文章に見合ったハードボイルドさ。ハードボイルド小説、というよりは大人のヒーローものです。男でも女でもぞわりとくるヒーローを明かそうと奮闘する話。しかしストーリーが多重構造を極めていて一回では全貌を理解しきれず…

  • 第5回(2003年) 大藪春彦賞受賞
    架空の都市、福井県西部の海市。
    大陸の動乱を逃れて大量の難民が押し寄せ、海市は中・韓・露のマフィアが覇を競う無法地帯化。
    相次ぐ現場警官の殉職に業を煮やした市警の一部が地下組織を作り、警官殺しに報復するテロ組織が誕生。
    警官の警官による警官のための自警団。
    彼らは「P」と呼ばれた。

全36件中 1 - 10件を表示

ハルビン・カフェ (角川文庫)のその他の作品

ハルビン・カフェ 単行本 ハルビン・カフェ 打海文三

打海文三の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
米澤 穂信
冲方 丁
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印

ハルビン・カフェ (角川文庫)に関連する談話室の質問

ハルビン・カフェ (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする