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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784043615049
作品紹介・あらすじ
月田桜子、月田椿子。双子の姉妹は、戦争を継続させているシステムを破壊するため、女性だけのマフィア、パンプキン・ガールズをつくり世界に混沌に身を投じた--。
感想・レビュー・書評
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「旗をかかげる。異端分子を殲滅する。世界を浄化する。そういう政治主義はくそ食らえだ」姉妹は言った。
「世界を変えたいっていう欲望はないの?」
「ないね」姉妹は即答した。
「ないのか」森が残念そうに言った。
「戦争を継続させているシステムを破壊したいとは思っている」
マイノリティ解放軍、女の子マフィア、反政府軍の反司令軍の活躍。まじ面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上巻と同じく一晩で、とはいかなかったけど、すごすぎて言葉がない!2013年途中でやめられなくなる本暫定1位
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性と暴力に溢れながらも、人の絆について考えさせられる作品。
詳しくはブログにて。
http://bookwormblog.seesaa.net/archives/200904-3.html -
中学生のころに本屋で表紙絵に惹かれ購入、読みました。
性的な描写も多く中学生向きではないなと今なら思います。ですが物語の設定、少年兵の主人公(上巻)と双子(下巻)のキャラに引き込まれていきます。 -
上巻に続いて下巻も連続2回読破。
月田姉妹の一見破天荒な雰囲気も根底にある仲間や弱者を想う気持ちの強さの現われであり、それを持って強大な組織や力に臆することなく立ち向かう様は痛快でもあった。
非力を嘆きながらも己を曲げず突き進む月田姉妹は誰よりも強い。だからこそ、あらゆる差別の根絶の提唱に説得力があるんだろう。
『世界はとっくに狂っている』と理解し、ぶっ飛んだ感じでその狂気に“適応”しているように見えた姉妹ではあるが、最後に桜子を亡くした瞬間の椿子の悲しみは誰よりも正常に見え、悲しさを共感しながら『人間でいる限り狂気に適応するなんてできないんだ』と妙に納得できたような気がした。 -
上巻ので主人公の少年が出会った、双子の女の子を中心に物語が進んでいく。
物語が進んでいく感じは、上巻とおんなじ感じ。
ぐわーっと押し寄せる感じではないけど、次が気になる感じ。
最後に一波乱あって、愚者と愚者(上)に続きます。 -
上巻とは異なる破天荒な主人公が、苦しみながらも何とか現状を打破していく物語。
こちらも過激な描写は多いが、人権問題をテーマにしている節があり、ちょっとだけ考えさせられた。
こちらの戦場も個人的に良く知っている場所なので、リアルに感じられて楽しめた。
あまりオススメしません。 -
上巻はのめり込むように読んだが、下巻では少し戦闘場面に飽いたのか、それとも読んでいる自分自身の精神状態が影響したのか、上巻ほど引き込まれなかった。
スポットが当たる人物が上巻から下巻でガラッと変わったのも、その一因かも知れない。
ともあれ、果てしなくとすら思える内乱状態に陥った日本の姿を、圧倒的な迫力で描いていて、自分自身の平和ボケや甘さを思い知らされる。
目を背けたくなる反面、続きが気になってたまらない。
なんやかんや言いつつ、未完と知りつつ、続きを読んでしまうんやろうなと思う。 -
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続きかと思えば双子の姉妹に視点が移動。同じ時代でも置かれた環境でとりまく世界の情景はかわる。
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2014/03/04
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少年マンガのヒロインみたいな恵もいいけど、やはり可愛くて賢くて下品でゲスで義理堅い月田姉妹が好きだなあ。何回読んでも姉妹から彼女になるところで胸が痛くなります。
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内戦でメチャクチャに狂ってる日本。
戦争ものはどうしても暗くなるキライがあるけど、何だろ…淡々としてるのかな?変に明るいのかな?そんな感じ。
各国で内戦が起こってる。それがなかなか止まないのはどうしてか。なんとなく分かった気がする。
大変な大長編です。
お願い、彼らを虐めないで、助けてあげて、幸せにしてあげて!って胸が痛くなります。
世界と一緒に狂ってしまおう。 -
「裸者と裸者」下巻。邪悪な許しがたい異端の。本巻は佐々木海人と行動を供にした月田姉妹の物語。川崎市多摩区、九竜シティを舞台に女性の差別問題に立ち上がる。様々な人種が入り乱れ無法地帯と化した、この場所で月田姉妹が起こした行動とは。。利権の獲得、差別社会の撲滅、そして戦争終結のため、張り巡らされる策略は読みごたえたっぷり。ラストは衝撃的でした。
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上巻参照。
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上巻よりも戦争自体をクローズアップした印象。多分月田姉妹が海人くんより精神的に成熟していたからだと思う。月田姉妹はこれからどうなるのか、気になる。
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下巻は、上巻にも登場した双子の姉妹が主人公。
上巻同様、戦争の酷さ、権力争い、裏切り、報復、陰湿に暗くしようと思えばどこまででも出来そうなのに、何故かあっけらかんとした空気が漂ってるのは何故だろう。
双子の姉妹の持つ諦めのような潔さのせいかしら。
いろんな勢力が出てきて、複雑化しすぎて正直何がなんだか分からないけど、読みとばしちゃっても問題無し(笑)
敵か、味方か、それがわかれば大丈夫(笑)
登場する女の子達がみんなたくましくてかわいい。
読み易くはないかもしれないけど、内容は面白い。
続編、愚者と愚者も読もうかな。 -
上巻とは視点を変えて、戦争を終わらせるために女の子のマフィア「パンプキン・ガールズ」を率いて戦う月田姉妹を描く。
海人のように軍隊の一兵隊として戦うわけではなく、あくまでもマフィアとして、他のマフィアや武装組織と闘うところが面白い。上巻よりも複雑に入り乱れた戦況ながら、時には放蕩の限りを自由気ままに楽しみ、またある時には勇猛果敢に戦う月田姉妹は自分にはあまり馴染まなかったものの、興味深いキャラクターだった。
最後の結末はかなりの衝撃を受けた。第二部も楽しみ。
著者プロフィール
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