続巷説百物語 (角川文庫)

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レビュー : 189
  • Amazon.co.jp ・本 (765ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043620036

感想・レビュー・書評

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  • 又市かっこいい

    治平しぶい

    おぎんすてき

    このシリーズけっこう好き

  • 『巷説百物語』よりもさらにスケールがBIGになって、それぞれのキャラもいっそう磨きがかかって楽しめました~。
    6つの妖怪伝説をBASEにして、じつはそれらが繋がってて、ミステリー要素が大になってます。

    百介、治平、又市、おぎんによる妖怪退治。
    いや~、又市&おぎん。いいわね~。
    裏社会をいく悪党と書かれてるけど、わたしのイメージしてる『悪党』とは全然ちがう。
    なんかさ~、カッコいい。
    江戸語でいうと『粋』なのよ。
    江戸語っていうのは、響きがカッコいいし、また又市とおぎんのクールなキャラにぴったりくる。
    最後なんて格好よ過ぎ~!!

    妖怪伝説は人間が作りあげた都合のいい噂であって、じつは人間が世の中を悪く都合のいいように変えていた。。。そんな話の作り上げ方が好きです。

    『後巷説百物語』『前巷説百物語』とまだまだ続きます。
    楽しみだわ~。

  • 20121023
    百鬼夜行シリーズよりも好きかもしれない。

    時代劇ドラマのようなお決まりパターンを作りながらも話自体がつながっていく。
    単純に物語として抜群に面白い。
    短編集だが時間を置かずに読みきるべし。

  • 巷説百物語が続編。前作の繊細な力強さから並みならぬ期待を持って開いた本書も、その期待を裏切らない展開。
    視点が一つに固定されたことが前作との大きな違い。れっきとした「主人公」を登場させることで、物語が一層儚く感じる。現実感のない、フィクション特有の手に届きそうで届かないもどかしさがとても切ない。

    人が見えないものに焦がれるのは当然のことなのだと思う。自分の立つ世界の陰となる現世でありながらまるで幻のような界隈に強い憧憬を抱く主人公に共感せざるを得ない。彼は恐ろしい程に読者の現身であり一般人であるように感じた。

  • 巷説シリーズ第二弾。
    百介視点でお話が進んでいき、又市たちとの距離も近まり前作よりかなり感情移入してしまいます…。仕掛けの規模もかなり大きくなるし読みごたえ有り。
    そりゃないよという哀しさやるせなさに包まれてしまいます。
    胸が痛い。

  • 短編1つ1つは独立しているものの巧みな伏線により、すべてが“大仕掛け”へとつながっていく。
    話が進むに連れ少しずつ引き込まれ、最後にはすっかり飲み込まれてしまいました。
    語り手である山岡百介と、彼の目から見た御行又市一味。
    同じ人間であるのに、生きる世界がちがうとはこういうことなのか…と、痛いほどの悲しさが残ります。
    http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-123.html

  • 『巷説百物語』の続編。
    前作以上に引き込まれます。
    一つ一つの話が複雑に絡み縺れ、最後には1本が残る。
    そんな感じ。

    仕掛けが大きくなる分、今の時代では考えられない展開も
    納得させられてしまうのは、世界観がしっかりしているせいかな。

    あー、これで百介の旅も終わりかと思うと
    旅に出るのは自分じゃないのに、切ない気持ちになりました。

  • 巷説シリーズ二作目。
    百介萌え。ラストは自分の目で確認するべし。

  • 哀しい物語

  • どこか哀愁が漂うのは
    あのラストの展開だからでしょう。
    そしてよくよく読んでいくと…
    なお哀愁が増します。

    一応この作品に関しては
    続き物の形式です。
    ある「悪」を追いかけていく形式となります。

    優れた作品は
    「死神」でしょうか。
    真相もそうではありますが、
    一人のものの狂いようには…
    憎みもしましたが、物悲しさすら感じました。

    ああ、なんか脱力感を覚えます。

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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