対談集 妖怪大談義 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 240
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043620050

作品紹介・あらすじ

学者、小説家、漫画家などなどと妖しいことにまつわる様々を、いろんな視点で語り合う。間口は広く、敷居は低く、奥が深い、怪異と妖怪の世界に対するあふれんばかりの思いが込められた、充実の一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 置き去りにされるほどの内容の濃さ。

  • とにかく妖怪とかその周辺とかについて語り倒してます。暑苦しいまでの愛を感じます…。

  • なっちゃんにひたすら置いてけ堀な一冊。これ活字だからまだ解説見たりしてわかる部分もあるけど、会話として高等すぎる。妖怪馬鹿めー。面白かったです。

  • 水木しげるとは妖怪を通じて結ばれた師弟の絆を深め、大塚英志とは民俗学の巨人にして現代妖怪の産みの親・柳田國男の功罪について語り合い、宮部みゆきとは妖怪を通して日本文化の来し方を振り返り、唐沢なをきとは「妖怪図鑑」の楽しみ方をディープかつ無責任に提示。怪しいことのあれこれを色んな視点で語りたおした

  • 再読。
    誰と話しても、自分の意見が一筋通っている感じが大変によいと思います。
    専門家とちゃんと話せるあたりが、博学って感じですね。
    学問の世界の窮屈さを微妙に感じられるのも新鮮です。
    大衆文化の「大衆」が、学問の世界では必ずしも一般大衆を指していないような気がするんだけれど。
    水木さんと話すときの態度の違いも読みどころかも。(^^;

  • 京極夏彦さんと各界の妖怪オタクや各種専門家たちとのヲタな対談集。

    平成17年に刊行された単行本の文庫化なので、対談時期は古いけれど、内容は妖怪ですから…(笑)

    このジャンルに興味のない人には、ホントーにつまらないと言うか、ごちゃごちゃ何を言っているのかワケワカメだろうけれど、そもそもそういう人はこの本を手にしないでしょ?

    歴史学と民俗学とでは妖怪のとらえ方やアプローチ方法が違うとか、かなり「へぇ~♪」って感じでした。

    図書館で借りたんだけど、これは1冊所有して、ここに書かれている気になる文献は読んで中身をモノにしたいなぁ。
    やっぱり『里見八犬伝』と『雨月物語』は外せないか…。

    もちろん、正直言ってつまらない対談もあるんだけど、全体としては、かなりお勉強になったというか、妖怪や怪異について今まで自分が見てきたものとは別視点からの見方に気づかせてもらった1冊でした。

    絶対に再読しよっと♪

  • 笑えるくらい読者置いてけぼりの濃厚暴走妖怪談義。水木しげるは妖怪だったのか。妙に納得。

  •  京極夏彦氏が妖怪に関わり深い方々と妖怪についての対談をするという、妖怪好きなら必ずや楽しめる本。
     水木しげる大先生とは師弟の語らい、養老孟司さんとは脳化した都市社会に妖怪は無くなるのか湧いてくるのかという話、夢枕獏先生とは陰陽師が最先端技術者だったという話、アダムカバット氏とは江戸の妖怪キャラクターについて、宮部みゆきさんとは人の弱さや心の闇について、小松和彦先生とは妖怪学と民俗学、最後に荒俣宏氏と水木先生との対談。
     
     この本を読むと、妖怪はなんも考えずに楽しめる娯楽でもあり、人の心の闇を形にしたものであり、学問にもなっちゃう不思議なモノであるなーということが実感できます。

  • 近くの書店には置いておらず、先日やっと購入できたのですが、内容がとても濃いのに面白い!
    個人的にはカバット氏や高田さんと保坂さんの対談は面白かったです^^
    特に保坂さんとの対談は京極堂シリーズ好きには堪らないものだと思います!
    いつか機会があれば対談で上げられた文献や代表作を読んでみたいです!

  • 妖怪というキーワードでその道のプロに対して、対等に話している京極先生に脱帽。このような対談は読んでいるこちらも知的好奇心が満たされ、何かやるきがでてくるから不思議だ。
    やる気がなくなったらまた読もう。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書に『幽談』『冥談』『眩談』『鬼談』『ルー=ガルー』『南極(人)』『厭な小説』『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』 『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『遠野物語拾遺retold』 ほか多数。

「2021年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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