文庫版 妖怪の理 妖怪の檻 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 284
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (535ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043620104

感想・レビュー・書評

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  • 妖怪人間ベムの歌を聴いていた時に、不用意に「妖怪が何か」は説明できるよな、と思ってしまった次の日に書店で目にして買ってしまった本。現代の「妖怪」という概念・言葉がいかにして成り立ったか、江戸から明治の通俗、そして柳田の民俗学での定義を経て水木しげるの表現で昇華し確固たる言葉、存在として浸透するまでを様々な資料を提示して考察した本。最近、読みての知を要求される本からすっかり遠ざかっていたので、読み終わるまでに何回も挫折しそうに。言葉を商売にする人が自分の興味に直球を投げるとこうなるか、という本。しかも、その書きては京極夏彦様。不用意にに一つの言葉を説明できると思った自分を後悔しました。

  • 和図書 387/Ky3
    資料ID 2013200158

  • 「妖怪」という単語の意味を時代に沿って分析

    「そもそも「妖怪」とは何なのか?」
    「現代にける「妖怪」とは?」がわかる内容

    京極さんの他の本が好きってだけで読むと結構辛いかも

    ただ、あの小説のあの人は言っていた事はこれだったのか と判明するところもあるので、極度の京極好きにはたまらないかも

  • 妖怪の特異さ、柳田國男や水木しげるの偉大さを経た、今日の妖怪があることの奇跡、わかりやすく面白く読めた。

  • 講演録を残して読了。有言実行の感。

  • 妖怪についての定義・歴史・薀蓄などの詰まった本。
    妖怪に興味がある人向け。
    軽く楽しんで読みたい人には豆腐小僧のほうが向いていると思う

  • ”妖怪の理 妖怪の檻”京極夏彦著 角川文庫(2011/07発売)
    (2007/09発売 角川書店単行本の文庫版。)

    ・・・京極夏彦による妖怪論。
    ”妖怪という言葉について””妖怪のなりたちについて””妖怪の形について”
    わかりやすく、かつ詳細に解説。
    普段、なにげにつかっている”妖怪”という言葉の奥深さに驚かされました。

  • 妖怪とは何かをテーマに対し、著者の膨大な知識を切り分け整理し、分かりやすく説明している。妖怪とは何か、深みにはまりがちなテーマだが、本書で頭の中がキッチリ整理された気がする。

  • サイン本。

  • 妖怪とは何か?を探求すると見せかけた水木礼賛。

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プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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