アラビアの夜の種族 II (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.77
  • (100)
  • (142)
  • (144)
  • (20)
  • (3)
本棚登録 : 1136
感想 : 90
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043636044

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • サ? サフィ?サフィアーン!再読のくせに思わず吹き出すこの語り。ところどころに入る関西弁といい、翻訳という体裁を逆手にとった表現が古川日出男らしい。もしかしたら「奇妙奇天烈、摩訶不思議、奇想天外、四捨五入、出前迅速、落書無用」というフレーズが似合う唯一の本じゃないか?

  • 迷宮に誘われ、そして交わる。

  • サブナードの福家書店で購入。

  • 物語の枠組みとなる基本的な事柄(何のための『災厄の書』捏造か、アイユーブとは何者か、など)が、まだ明かされるわけではないが、ちらりと指摘される。それにしても、地下迷宮の戦いは、ヴィデオゲームの世界のノベライゼーションみたい。18世紀末のカイロを、20世紀末の娯楽とシンクロさせる仕掛け・・・と言ってみたところで、なんのこっちゃ?

  • 感想は1巻の項目に書いてます

  • (1)の評を参考にしてください。三巻構成の第二巻。

  • 2006/9/16購入

  • 物語は進み、話が絡み合い始めるともう頁を捲る手が止まらない。
    現実と夜の世界を行き来する感覚に、どこかへ連れ去られそうな感覚すら覚えます。最高に面白くここちよい。

  • 一度波に乗るとどんどんはまります。第二巻は二人の美少年、ファラーとサファイアーンの物語。

  • 未読

全90件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古川日出男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×