- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043636044
感想・レビュー・書評
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サ? サフィ?サフィアーン!再読のくせに思わず吹き出すこの語り。ところどころに入る関西弁といい、翻訳という体裁を逆手にとった表現が古川日出男らしい。もしかしたら「奇妙奇天烈、摩訶不思議、奇想天外、四捨五入、出前迅速、落書無用」というフレーズが似合う唯一の本じゃないか?
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迷宮に誘われ、そして交わる。
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サブナードの福家書店で購入。
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物語の枠組みとなる基本的な事柄(何のための『災厄の書』捏造か、アイユーブとは何者か、など)が、まだ明かされるわけではないが、ちらりと指摘される。それにしても、地下迷宮の戦いは、ヴィデオゲームの世界のノベライゼーションみたい。18世紀末のカイロを、20世紀末の娯楽とシンクロさせる仕掛け・・・と言ってみたところで、なんのこっちゃ?
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感想は1巻の項目に書いてます
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(1)の評を参考にしてください。三巻構成の第二巻。
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2006/9/16購入
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物語は進み、話が絡み合い始めるともう頁を捲る手が止まらない。
現実と夜の世界を行き来する感覚に、どこかへ連れ去られそうな感覚すら覚えます。最高に面白くここちよい。 -
一度波に乗るとどんどんはまります。第二巻は二人の美少年、ファラーとサファイアーンの物語。
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未読