うちのパパが言うことには (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 135
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043646050

感想・レビュー・書評

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  • インフルエンザで3日ほど休みを頂きました。1日目は38度台から熱が下がらず、頭痛もひどくゴロゴロしているだけでしたが、2日目からは本が読めました。そこで、古本屋で買った本書を一気に読みました。私と同世代の著者とはもちろん生きできた時代が同じなので、エッセイでも小説でも「それ、わかるわかる」ということがよくあります。かぐや姫のこと、永ちゃんのこと、ユーミンのこと、ヤマトのこと、ノストラダムスの大予言などなど。さて、「標語は何の役にも立っていない」ということについて。それは、作らせるほうの自己満足なのでしょうね。いかにそれを徹底させるかが大事なのに、作ったらおしまい。そういえば、最近良くテレビで流れている、誰にでもすぐできること、無駄な電気を消すこと、それならすぐテレビを消すことと思うのですが、我が家の子どもたちには全く響いていないようです。ちょっと感動した話は「母からの電話」。「岡山に帰ってきたら電話しいや」と。実家に立ち寄るわけではない。電話なら東京からでも岡山駅からでも同じはず。でも母からすると違う。「声の近さが違う」のだとか。同じ空気を吸っているという思いになれるのかもしれません。

  • 最初が特におもしろい。私も過去にとらわれて過去のことを色々と回想するのが好きなタイプだな。

  • 君は不思議だと思わないか?
    ひとが追い求めるものと、目が覚めたら消えてしまうものを、なぜ同じ「夢」と呼ぶのだろう……。p18

    ぼくは1963年に生まれた。高度経済成長期に産湯を使い、アポロと万博と星新一に「未来」を教わる一方で、水爆とノストラダムスと『宇宙戦艦ヤマト』によって、地球はやがて滅亡するんだという予感も植え付けられた、1970年代型少年ーーである。p24

    「うまくしゃべれなかったから…優しさが好きになれたかもしれない」p220

    人間と人間は百パーセントわかりあえるべきものなのだとしたら…たぶん、小説はずっと昔に滅びていただろうと思います。p240

    子どもの問題を社会問題と見なすことに、ぼくは反対である。子どもの問題は、あくまでもあなたの目の前にいる太郎くんの問題であり、花子ちゃんの問題であり、その子と向き合うおとなーーあなたの問題であるはずなのだ。p261

    「どこにでもいる普通の少年を主人公にした」というような評文を目にすると、つい「『普通の少年』に会ったことがあるのかよ」と毒づいてしまう。p264

  • こんな感じの本けっこうすき

  • 重松清さんのものの捉え方・考え方、やっぱり好きです。張りつめたかんじではなく、張りつめていたいけどゆるんでしまい、もう一度張りつめようとするけど、うまくいかないかんじ。だけど、張りつめることを諦めたり、やめてしまったりすることはしない。その理由は、「それは悔しいし、さびしい」から。
    そして、「今は最高じゃなくても、それほどわるくない」ことに気付いているから。
    自分と自分の周りを眺める目が、何を見ているのかがよく伝わります。
    なんとなく「頑張ろう」と確かに思える一冊でした。

  • 共感できたりできなかったり

  • 「『成りあがり』を愛した少年のお話」収録

  • バカボンのパパは41歳!

    おとな買いは子どもにとってはルール違反!

    事象に対する事実は1つ、でも思い出は色々(=真実?)。

    モノサシが「東洋」「戦後」から「世界」「観測史上」に変わってく。

    青春の終わりは、奨学金をすべて返し終えた時。

    メメント・モリ=死を思え。

    中央の押しつけてくる理想論のひずみは、結局、最も弱いところ‐家庭や子どもにのしかかってくる(p.122)


    「命の重さを子どもたちに教えよう」などと言いながら、「生きることのすばらしさ」しか伝えないというのはきれいごとだろう。「死ぬことの尊さ」と合わせて伝えないということには、命の一面しかわからないことになる。(p.93)


    勝敗とは試合を終わらすために設けられた便宜上の取り決めにすぎない!

    人生そのものが生まれて初めての連続!


    きみたちが何年か先に船出するオトナの世界は、けっこうガキっぽいようだ。ガキのままでも、やっていくる。それは、もう、確かな事実として認めたい。
    さあ、そこから、きみはどうする?
    オトナになるの、やめちゃう?それとも、ぼくたち現役のオトナとは違ったオトナになってみる?
    いつか、その答えを聞かせてほしい。(p.191)

    人間と人間は百パーセントわかりあえるべきものなのだとしたら…たぶん、小説はずっと昔に滅びていただろうと思います。(p.223)

    子どもが常にかわいい訳ではなくて、かわいくない時もあるのだ。

  • 身近な話題からのエッセイ集。「みんなはじめて」から...思春期の男の子が「生まれてはじめて中学生やってるんだ!」 父親は「生まれてはじめて父親やってるんだ!」... そうだ!そうなんだ!って大きく頷いてしまった。なんとなく楽になった自分がいた。

  • ■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。
    重松清ファン必見!
    http://wwjdkan01.blog68.fc2.com/

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