やどかりとペットボトル (角川文庫)

著者 : 池上永一
  • 角川書店 (2007年8月1日発売)
3.82
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  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043647033

作品紹介

石垣の前には度々幽霊が立っていた。お化け屋敷と噂される旧い生家で起きたこわーい体験。母のトンデモ教育法に対抗して身につけた強かなチカラ。美しすぎる星空、エメラルド色の海、極彩色の祭りや行事の中で著者は、ポップなオカルト少年に成長していく。少年のダークでピュアな感受性ゆえに引き出された、知られざる沖縄ワールド!と共に「閑居な作家」の青春と日常を初めて開示した破格エッセイ。

やどかりとペットボトル (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。
    何作か読んだことのある作家さんですがエッセイは初めてだなあ。

    物凄く個性的なお母さんとか占い師とか変わった人がたくさん。それにしても70だか80になって花開く、と生まれた時に言われても結構厳しいものがあるだろうなあ…。
    そして沖縄返還ってそれほど前の事でもないんだよなあ…。今も残る基地問題とか沖縄は色々と日本のゴタゴタを押し付けられてきた島だなあと思うのです。

  • 2011 6/30

  • 長編小説があまり得意ではなくてあれとかあれとか読んでいないけど、とりあえずこれがすごく面白いし好きだから、あれとかあれも面白いんだろうなーとは思っています。

  • さすが、不思議ワールド炸裂の作家さんだけあって、
    幼少時代からオモロイ人生を過ごしてる!

    そして、石垣島好きなワタシにはたまらん♪

    思わず声を出して笑ってしまうので、外で読むときは気を付けましょー^^

  • テンペストの作者の子供時代からのエッセイ、、面白い物語を書くだけの面白い人生を歩んでいました・・・

  • 感受性、文化、生活が沖縄フィルタを通した視点からのエッセイ集。旧盆派と新盆派、70年代の石垣島、台風の備え、近所のラーメン屋などなど。風車祭、シャングリ・ラ、テンペスト、夏化粧などの話の元も読み取れる。

  • 石垣島出身の作家のエッセイ本。とても面白かったです!読みながら著者の育ちが羨ましくなった。ただのエッセイには留まらない、著者の優れた感性や知性を感じられるとこが好きです。

  • 1996年から2005年にかけてのエッセイ集。

    数ページの非常に短いエッセイがたくさん載っている。

    SIGHTの対談で触れられていた話もあった。

    池上永一の小さい頃の話や、母親の話がおもしろい。
    こういう子供時代を過ごすと、ああいう話が書けるようになるのかなぁ。

  • 面白い!!めちゃ面白かった!!
    もともとあんまりエッセイを読まないので、どんなもんかとパラパラと立ち読みをしたならば、可笑しすぎて声を出して笑ってしまった・・・静かな本屋で、恥ずかしい(笑)
    読んでいたくだりは「手に入れたのはちょっと違う」
    石垣島の生活不要品一切をまかなっていたお店で、「シャア専用ザク」を注文。
    ・・・が名称が分からなかったため「赤いロボットを下さい」と注文したら、2週間経って手元に届いたのは「ガンキャノン」だった・・・(爆笑)
    「Newton」が欲しかった時は、当時英字が読めなかったので「化学の雑誌を下さい」と注文、一月たって送られてきたのは「ム-」・・・(大爆笑)
    他にも「思い出のお嬢様食堂」にほろっときたり、この母上が、こういう教育法もありなんだ!と思わせるくらいに楽しい(って受けた本人は大変だったろうが・・・)
    それに負けずの凄い妄想を培った著者の生きる様がエッセイというか、もう一つの短編集とでも言う感じで最後まで一気に読み切った。

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