テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043647118

感想・レビュー・書評

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  • 長いし難しそうで、読むのを躊躇していたけど…
    なんて読みやすい笑 漫画みたい笑
    ちょいちょい歴史や王宮のしきたりが漢字多めだけど、それが全然苦にならない読みやすさ!

    首里城の美しさを讃えてもいる本作。
    火事で消失してしまったのは本当に悲しい。1日も早く元の姿をこの目で見たい。

  • ドラマを観て原作を読みたくなり、友人の図書館司書の薦めでトロイメラと合わせて全巻購入。
    ストーリーもだけど、沖縄の歴史がわかりやすい。

  • 琉球王国始まって以来の天才少女が、身分を偽り宦官として王宮に上がる歴史ファンタジー。
    軽い感じでコメディも入っているが、大国の、男女の、また、男の派閥、女の派閥のそれぞれの間で立ち回る主人公から目が離せない。

  • うっかりドラマを1話だけ見てから気になって気になって…

    面白い。
    設定も展開も飲まれるよう。

    そして、伏線がどう回収されるのか、読む手が止まりません。

  • NHKのドラマ再放送見てはまって一気読み!今年読んだ本のベストかも。ファンタジーな部分はあるけど、沖縄というか琉球の歴史について学びながら読める小説。沖縄に行きたい!首里城再建を願う。

  • 蒼穹の昴、琉球ver.みたいな物語。
    文化や文字の描写から、清・薩摩両国へ隷属していた構造が良く理解出来る。

  • 琉球王朝で性別逆転兄妹が奮闘。
    設定は少女漫画のようで、琉球王朝に馴染みのない自分はファンタジーの世界観で読んだ。
    韓流歴史ドラマの様でもあり、女達のどろどろした諍いや職場での苛めで其々の思惑が絡み合う。
    ドラマチックな物語で面白い。
    次の巻も楽しみ。


  • 首里城に行きたくなった!
    幼少の頃のエピソードが最後まで印象的。

  • テンペスト 第一巻 春雷 (角川文庫)

  • テンポよく読み進められる。一難去ってまた一難。日本の歴史が変わろうとしていた頃、同じく琉球王国でも大きな変化を迎えていたと知りました。

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著者プロフィール

池上永一
一九七〇年沖縄県那覇市生まれ、のち石垣島へ。九四年、早稲田大学在学中に『バガージマヌパナス』で第六回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。九七年刊の『風車祭』が直木賞候補に。二〇〇八年刊の『テンペスト』はベストセラーとなり、一一年の舞台化をはじめ、連続テレビドラマ、映画にもなった。一七年『ヒストリア』で第八回山田風太郎賞を受賞。他の著書に『シャングリ・ラ』『レキオス』『ぼくのキャノン』『統ばる島』『トロイメライ』『黙示録』などがある。

「2023年 『海神の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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