テンペスト 第二巻 夏雲 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043647125

感想・レビュー・書評

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  • 尚育王と王府改革を目指す辺りまでは我慢できましたが、途中で飽きてしまい読破断念しました。
    孫寧温の描き方が女性的すぎて、時代物としての骨太さが感じられなかったです。
    そのため、どうしてもライトノベル的な展開にしかなっていないです。
    とても大人の小説とは呼べない作品です。

  • 読んでてなかなか辛かった巻。続きが気になる。

  • 寧温があんな事に〜〜

    それにしても怒涛の展開
    急にお下劣になったり
    話飛んだり
    感情が着いていかない

    三巻も気になる
    でも寧温が〜〜

  •  役人として最年少で異例の出世を遂げた寧温が流人になってしまった。女を捨て、男として生きていく覚悟をしたけど、男と女の違いはやっぱりあって、葛藤で苦しかっただろうなと思った。邪魔者が入って試練に何度も突き当たるけど、乗り越えていくからすごい。

  • 1巻のコメント参照下さいm(_ _)m

  • 聞えの大君に対する主人公の行動は、彼女にしては卑怯すぎやしないか? 突発的に人格が急変したかのようだ。登場人物に魅力がないせいか、興味を失いつつある。あと2巻、どうしよう。図書館にリクエストしているので、とりあえず3巻を読んで考えよう。

  • 終始徐丁垓の気持ち悪すぎる。孫寧温に対して好意を持ってる浅倉雅博と朝薫は彼女が女であると理解しているのか、それとも男だと思いながら好きになっているのだろうか、、ゲイなのか、、どうでもいいかもしれないけどそんなことが気になる。

  • 恐れ知らずの竦腕で、次々と王府の改革を断行する孫寧温。一方で、薩摩藩士・浅倉雅博のやさしさに惹かれ、男と女ふたつの人格のあいだで心が揺れ動いていた。王宮では聞得大君と王妃による女同士の覇権争いが勃発。騒動を鎮めようとした寧温だったが、聞得大君の執拗な追及に、自分の正体が女であることをつい明かしてしまう・・・。夏の雷雲のごとく、寧温に迫り来る幾多の試練。吹きすさぶ嵐はまだ序章に過ぎなかった。

    文庫版1巻ですでに、え・・・と思う描写があって、でも話の続きが気になったので手を伸ばしたのですがダメでした。完全に合わない作家さんだ。徐丁垓の気持ち悪さが半端なさすぎてついていけない。もはや人間でありえないよねーってレベルまでいってる気がするんだが。もっとがっちりした歴史ジャンルだと思ってた。琉球王府が今後どうなるのか、最後は分かってるだけに実際こんなだったらそりゃ滅びるわと思わずにはいられない。今後寧温がどうなるのかちょっと気になるけど、続きは手を出せそうにないです。

  • いまひとつ入り込めず。徐丁垓が気色悪すぎるのも一因。でもそれを差し引いてもうーん・・・期待し過ぎたか?琉球王朝がどうなるのかは気になるので最後まで読むつもりだけど。

  • 2011/2/20読了。面白い。まるで漫画だが、ストーリー展開が早くてあっという間に読んでしまった。主人公の運命がこの先どうなるのだろう、と素朴に心配になる。

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著者プロフィール

池上永一
一九七〇年沖縄県那覇市生まれ、のち石垣島へ。九四年、早稲田大学在学中に『バガージマヌパナス』で第六回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。九七年刊の『風車祭』が直木賞候補に。二〇〇八年刊の『テンペスト』はベストセラーとなり、一一年の舞台化をはじめ、連続テレビドラマ、映画にもなった。一七年『ヒストリア』で第八回山田風太郎賞を受賞。他の著書に『シャングリ・ラ』『レキオス』『ぼくのキャノン』『統ばる島』『トロイメライ』『黙示録』などがある。

「2023年 『海神の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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