テンペスト 第四巻 冬虹 (角川文庫)

著者 : 池上永一
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年11月25日発売)
3.70
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  • レビュー :132
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043647149

テンペスト 第四巻 冬虹 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ついに最終巻。面白かった。一巻から最終巻まで、地の文の妙な外来語や若者言葉にはモヤモヤしたし、御都合主義だとか主人公補正、そしてジェットコースター展開には辟易した部分もあった。しかし、それを差し引いても面白かった。
    沖縄の歴史については、高校時代の日本史でさらった程度で、おまけに「日本」目線でしか知らなかったため、本作は「琉球」目線で文化や歴史を見ることができた点が大変勉強になったと感じる。
    そして、今、勉強ができる環境に生まれ育った自分のしあわせと、喜びを感じることができた。
    2013.08.25

  • 琉球歴史ドラマ堂々完結!?
    まず、始めに思った通りこの小説は文庫なら2.5倍の10巻分のボリュームで書かれるべきであると思う。実にもったいなく読み終えるのが名残惜しい。
    一つひとつのエピソードを噛み締める余裕も無く、めまぐるしく怒濤の展開が、始めから最後まで続いていく。全体の流れとスピード感を楽しむ小説かな。
    ただ、要所要所に出てくる”琉歌”が登場人物の心情を情緒的に表していて赴き深い。
    まぁつまり書かれていない細かな部分が琉歌で補完されていて、いかようにも自由に読む事、とらえる事ができる自由度の高い作品だと。そういった訳で、レビューが割れるのは仕方ないのかな。
    個人的には女性キャラが切ない恋心を詠んだ琉歌がよかったな。
    こんな風にステキな歌が即興で詠める男はそりゃモテるだろうと思った。

    最後に、もう一つだけエピローグを加えて欲しかった!
    あの後!どうなったのか!!書いてくれ!!!もしくは続編を!!!!

  • タイトル「テンペスト」そのままで、まさに嵐のような読書体験でした!

    正直、真鶴のご都合主義が鼻に付く部分も度々あったし
    「有り得ない展開」というのがとても多く、辟易する事もあったけれど
    その事を差し引いても、この怒涛の展開と並々ならぬパワーには脱帽。

    ファンタジー色全開の作品なので
    歴史物語というよりもエンタメとして楽しむべきですね~。
    (これがNHKドラマ化されたとは驚き!教育上よろしくないのでは?笑)

    嗣勇は…何だか色んな意味で勿体ないなぁ。
    終始一貫してカッコイイ頼れるお兄ちゃんでいて欲しかったです。
    それでも彼の最期には涙した。やっぱり妹想いだったんだね…。

  • 1巻を読んでから、4巻まで一気に読み切りました!
    読んでの感想・・・・

    時代がうつりゆく中の沖縄の歴史と
    その中で主人公が男性、女性、の立場で生き抜く様、心情がページをめくるたびに感じられてとてもひきつけられました。
    沖縄には行ったことがないのに
    鮮やかな色も活字から見えました!

    政治家とは
    国とは
    人とは
    親とは
    恋とは
    いくつも自分で考えさせられましたが、主人公真鶴が、寧温が、幸せになってほしい!後半はそればっかり考えていましたw
    寧温が今この時代にいたら、何を思うのでしょうか?
    息子・明のその後も
    きになるー。
    沖縄への興味がぐっとわきました!読んでてたのしかったです!

  • 第四巻のラストはどうなるのだろうかと、ドキドキでした。

    琉球王朝のことについては、全くといっていいほど知識はありません。だからこそ楽しめたと言うのも本心ですが、少し罪悪感も覚えました。あまりにも知らなすぎるので。

    登場人物それぞれの考え方や言動がとりわけ心に残った作品でした。

    沖縄に行ったのは、もう何年も前のことだし、首里城にも行ったけれど、また行きたいなと思いました。あ、真美那は好きですよ、とても。

  • 何とか最後まで読んだけど…
    後半に来るにつれて無理がある感が増大。最初は展開の速さが痛快だったけど、結局同じこと繰り返してるだけ?という印象が強くなり、飽きてしまった。
    最後、主人公だけが幸せに暮らしましたとさ、という終わり方がいただけなかった。

  • 意外な結末!
    最終巻に相応しいおわりでした。

    朝薫兄さんや多嘉良、その息子、真牛、思戸が良い味を出していて面白い。
    嗣勇のご乱心には二回も驚かされました。

    一応はハッピーエンドなのかな、と思います。
    一読の価値有りです。

  • 痛快!爽快!実に面白かった。

    悪役にも味があって、シリアスな場面もどこかコミカル。
    これは、舞台が沖縄だからかしら?

    主人公の真鶴が、何十年もかけて、最後、一番好きな人と
    結ばれたのが印象的だった。

  • これで良かったんだろうが、小さくまとまりすぎた感じはある。あと、息子ドコに消えた?

  • ドタバタエンタメだな。池上ファンとしては物足りなさだけが残る。次は期待してるよ!池上さん!

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