テンペスト 四巻セット

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 31
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784043647156

感想・レビュー・書評

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  • 実際は古本屋で1冊ずつ購入しましたが、めんどくさいのでセットで登録!

    この方の他のヤツ読んだことないんだけど、かなり前に雑誌「ダ・ヴィンチ」の『今月の絶対はずさないプラチナ本!』で紹介されてて気になって、それからずっと文庫化されるのを待ち、さらに古本屋に並ぶのを待って買ってみましたw

    ドラマ見てないんだけど、真鶴を思い浮かべると自然と仲間由紀江さんになっちゃってました。(注※顔だけですよ。演技は別w)
    そうすると、徐丁垓はGACKT様になっちゃうワケで…w
    いやー、ありえなかったですww
    (余談ですが、今初めて実写版のキャスト見ましたが、結構ハマってますね。特に聞得大君とか!)

    で、肝心の感想ですが。
    たしかにおもしろかったです。
    実在の歴史を交えたフィクションものって結構好きなので、これもそういった意味でも楽しめました。
    もっとドロドロの人間関係なのかと思ってたら、ギャグっぽくもあったり、真牛がずっと敵として君臨するかと思いきや、落ちるとこまで落ちてかわいそうだったり…。
    そのおかげで真牛がとっても愛すべきキャラになったり。
    最後は聞得大君として逝ってくれてすごく安心したし、作者さんうまいなーと思いました。

    てかこの本の主人公は真鶴より真牛でした、私の中でw
    今更だけどもう真牛の顔は高岡早紀さんとしか思えない!

  • 沖縄が舞台の歴史物。琉球ってこういう立ち位置だったんだといい勉強になりました。ところどころギャグ入ってます。最後までだれずに読めます。

  • 「龍」ってキーワード必要でした??

    後半になる程、話が雑になって来たような。
    寧温の秘密も意外なほど簡単にばれちゃうし…。

    1巻途中から最後まで続けて読めたので★3つ。

    首里城にもう1回行ってみたくなったのは確か。

  • ドラマもやってましたね・・・見てないけど。

    琉球王国の栄華を誇る時代、ある士族に龍の子が生まれた。
    書物がとても好きで聡明な子供は王宮の役人登用試験である科試を目指す。
    ただ、その子供は女だった。

    親のため、兄のため、何より自分の知識の高みを目指すため、彼女は髪を落とし、男として科試に合格し、王宮に入る...

    男として、女として、想いや駆け引きが絡み合う壮大な物語です。
    長編だけど、気づけばどっぷり浸かりこんでいました。
    彼女の生き方は痛快でもあり、すごく苦しくもあり、だけど幸せだったって思います。

    わたしは読み返すたびに何度も違う所で号泣します。

  •  戦争中の沖縄のことを知らないと思っていたけど、琉球王朝のことはもっと知らなんじゃった。
     戦争以前に多くを失ったのだと思う。

  • 琉球王朝末期が舞台。
    近代化の波に立ち向かう少女まづる(後に側室・真鶴)は宦官・寧温を騙り、一人二役として琉球王府の表裏で嵐の如く生き抜いた。
    王宮人の苛烈な愛と涙の物語。

    所謂、琉球処分までの清と薩摩、さらには欧州列強による侵略に晒された時代背景がキーワードですね。

    竜の子として生を受けたまづるの生き様は現代の沖縄が日米の狭間で揺れ動く現代にも通じるのかも知れない、と思うと第二のまづるがそろそろ現れても…なんて期待してしまいます。

    新書購入したのに文庫セットを購入したのは、仲間由紀恵主演の舞台「テンペスト」を観劇した記念です(笑)。

  • 幕末の動乱一方で、琉球王国でも列強の脅威に晒されていた。
    男と女、清国と日本。バランスを取ろうとすればするほど釣り合いが取れなくなり、結局破滅に向かう…
    二つの似たような事象に直面したら、きちんと差別化をしなければならないということかも…

  • 沖縄、那覇などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

1970年沖縄県生まれ。早稲田大学在学中に『バガージマヌパナス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。96年『風車祭』で直木賞候補に。沖縄の伝承と現代を融合させた世界を確立。圧倒的なスケールのエンタメ作品を次々と発表。著書に『レキオス』『シャングリラ』『テンペスト』『黙示録』などがある。

「2017年 『ヒストリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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