- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043648061
感想・レビュー・書評
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先週は出張で青森に日帰りで待ち時間には何か本がいるってことで、そんなら夏のキャンペーンでブックカバーが貰える角川からって、貧乏根性丸出しというか本屋の作戦にハマっているわけだけど、しゃあないわね。
石田衣良もあったのだけど、川島誠って前に“800”を読んだことがあって、背表紙見て泣ける話よりポップなこっちを選んだんだけど。
予定通り飛行機の中や待ち時間で読み終えたけど、なんじゃい、こりゃ。無茶苦茶なお話で、真面目に読んじゃダメだったみたいね。コメントの仕様なし…。 -
最初から最後まで、ぼやけた感じに終わった作品。伏線を張ろう張ろうというのが見えるが、それがわけのわからない方面に飛んでいる。陸上選手だとか、結構いい感じに振っておいて最後は全くのスルー。
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この作家初読。交通事故で記憶を失った「俺」の話。自分語りのライトノベル。
事故で記憶を失った少年の周りに、マフィアや中国人、スペイン在住の叔母(ただし15歳)、高圧的な医者などなど、濃いキャラクターばかりが集まってくる。読者はてっきり、記憶を失っていない回りの人達の側かとおもいきや、実は記憶を失っている側からみたほうが良いような、不思議な世界に…。
パラレルワールド的世界観という意味では、ある意味成功したストーリーなのだが、その世界観があまりにもしょぼい。北島三郎を崇拝する男側のグループって、そりゃ一体…。
また、ライトノベルのスタイルの核となっている「自分語り」のキャラクターが曖昧で、「男らしい男」というキャラクターの設定なのに、何故かオネエ言葉が多用されるのは、この作家の特徴なんでしょうか。
着想としては良かったけれども、それを補うどころかマイナスのイメージしかわかない世界観で、見事に☆1つ。
ついでに、子供が読みそうなライトノベルのくせに、性的な描写が多すぎるのもどうかと思うよ。 -
こんなに面白くない作品を読んでしまうなんて。
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ドタバタコメディ。
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記憶喪失の男に降りかかる唐突な出来事。
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俺、高橋進。
日本で指折の素質を持ったランナーにして、科学の天才、だったらしい。
でも、交通事故で、両親と自分の記憶を同時に失ってしまった―。
謎の中国人マフィア、熱血陸上コーチ、バルセロナからやってきたクールビューティな15歳の叔母など、周辺は妙に騒がしい。
病室の枕元に置かれた手紙には「あなたはエル・サルバドール、すなわち救世主なのです」!?
息つく暇もない展開、とびきりポップなパルプ・ストーリー。 -
これは大分つまらない。
事故で記憶を失った男のもとに降り注ぐ
意味不明な出来事。マフィアとか宗教とか。
あまりのくだらなさに一瞬(1ページ分くらい)逆に面白いとか思っちゃったけど、実際のところその一瞬くらいしか面白いところがない。
難しくて面白く思えないのは結構あるけど、
そうでなくてつまらないのは滅多にないから
ある意味新しかったです。 -
川島誠の本は本当に語り口が爽やか。
少し生々しいところもあるが、その分若者がリアルに描かれている。
個人的には800の方が好き。