400年の遺言―死の庭園の死 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 42
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043652013

感想・レビュー・書評

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  • 3

  • 京都にある寺、竜遠寺の庭で、庭師の首にノギスを刺されて殺された。その4年前には、庭師の息子も同じ庭の池で溺死させられている。それらの因縁の死には、庭のからくりが関与していることが考えられるが…。

    長い。辛い。
    シンプルな殺人事件と、その解決という内容なのであり、書いてあることも読めるのだけど、読んでいてとにかく眠いという1冊である。

    全体に、キャラクター設定、寺の設定、人物の動き、捜査、からくり、動機まで、作者の独りよがりが上滑りしており、わかるんだけど、理解というところまでいかない。

    かといって、内容がぜんぜんわからんでもないのは、無駄な話が繰り返し挿入されることにあるだろう。主人公蔭山が一通り説明した後、時間を戻してもう一度同じことを再現する。それは、理解を助けるというわけではなく、冗長だなーと感じるだけであった。

    描写には目をつぶったとして、もうちょっとキャラクター設定と動機はなんとかならなかったのだろうか。最後まで読んでも、動機は全然納得いかないものであったし、せめて積年の恨みとか、弱みを握られていたとか、それくらいあっても良いんじゃないの?京都府警の敏腕刑事の家庭を覗く設定を描く必要性も全く感じられなかった。

    苦読を積んだと思おう。寺の話だけに。

  • キリスト教
    回転
    水の深さと屈折角

  • 寺に隠された謎とからくりがとても面白かった

  • 2008年4月

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著者プロフィール

1959年、北海道生まれ。公募アンソロジー「本格推理」への参加を経て、98年 『3000年の密室』 で長編デビュー。著書に「天才・天地龍之介がゆく!」シリーズ、『ジョン・ディクスン・カーの最終定理』 など多数。武田信玄の埋蔵金伝説が伝わる山梨を舞台にした 『ミダスの河』 に続く、内田康夫の人気キャラクター・浅見光彦と、天地龍之介のコラボレーション作品第2弾。

「2021年 『流星のソード 名探偵・浅見光彦VS.天才・天地龍之介』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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