新耳袋 第四夜 現代百物語 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043653041

作品紹介・あらすじ

ある日、何の気なしに足を踏み入れた山中。奇妙な案内に導かれ、山頂に辿り着いた学生たちは、世にも奇妙な光景を目にする。鬱蒼とした木立の向こうに真っ赤な屋根。こんなところに建物が?人が住むような家にはみえない。大きく長い建物。「こんな山の上に、何やろか?」興味をひかれた一行は、ふらふらとその建物に向かって歩き出したが…。現代の怪異現象の中でも、群を抜いて不気味な"山の牧場"編に未公開エピソードを加筆。

感想・レビュー・書評

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  • 「山の牧場の話」はとにかくおそろしい。
    そして文庫版の表紙がとにかくおそろしい。

  • 面白かった。

  • こわい。
    ずっと怖すぎるからね!と色んな人が言ってるのを聞いてて、手を出さなかった新耳袋。でもえいって読んでみた。しかもいきなり4巻笑
    やっぱり怖い。面白い。

  • 第一夜に同じ。

  • 順番に読んでいるけど、この巻が今のところ一番怖い。著者の体験で今まで書くことができなかった話が収録されていて、怖いです。あんまり怖くて感想書けないお。

  • 現代百物語の第4巻。基本的に取材や体験談などを99話集めている本なわけで、おもしろいかと聞かれたら、「取り立てておもしろいわけではない」と応えてしまう、そんなシリーズのひとつ。

    一番怖いと言われている「山の牧場」が読みたくて購入したけど……。「不気味っちゃ不気味だけど、怪談か、と言われるとどうなのかな……」という感想。UFOにまつわる話が前段にあるからこそ“ぞッ”とするエピソードかと……。

    中には「おぉ、これは」と思う話も収録されているので、興味ある人はどうぞ。でもこういう怖い話ってのは、夜中に友達と雰囲気を盛り上げて語るのが楽しいわけで……。

  • 舞首、まれ人、天使、山の牧場が印象に残った。なんとなく、きっちり読まない方がいいかなーという感じで、多少斜め読みしてしまう。

  • ひとつひとつの話は、あまり怖くないのですが、最終章でありこの本の目玉でもある「山の牧場」編に向けて徐々に盛り上がっていきます。
    深夜に薄暗い部屋で一人で一気読みしましょう。

  • 「山の牧場」シリーズ、マジ怖いな(・Д・;))))ガクブル
    幽霊話とかより、こういう「わけわかんないけど、微妙に超常現象っぽい」くらいの方がなんだか怖い。

    八甲田山の話も怖いな!
    そーいえば青森にいたとき、色んな噂聞いたわー。
    噂はさておいて、八甲田山にはしょっちゅう行ってました。温泉とか登山とかで。
    でも一度もソレ系の体験はなかったー。
    まあね、夜に出歩いたりはしなかったから。アチコチに泊まりはしたけど。
    雪中行軍の碑にもお参りに行ったんだけど。あ、むしろちゃんとお参りに行ったから無事だったのかしら。
    割と遭遇する方だったんだけどね、若い頃は。トシのせいで鈍くなったかなw

  • 新耳袋の中でも格別に怖いと噂を聞きつけ、一部封印されているという八甲田山や山の牧場を目当てに本屋を探し回って入手。
    八甲田山はネットで読んだ話以上の新しさは感じなかったものの、実際に出会ったらかなり怖いだろうな。家までついてくるのが嫌だ。
    あのコメディ映画メン・イン・ブラックが都市伝説だったとはじめて知った。そしてUFOを撮影した人間の元に脅迫に現れる不気味な印象の彼らはあの映画のタッチとは違って、不気味...。いや、あの映画だってよくよく考えれば一般人には不気味だ。そして山の牧場の得体の知れない不気味さ...世の中って不思議がいっぱいだ...という感想しか今のところ浮かばない。
    たぶん、実際に出会わないとその怖さはわからないんだと思う。

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著者プロフィール

きはら・ひろかつ 1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談 第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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