新耳袋―現代百物語〈第5夜〉 (角川文庫)

  • 角川書店
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本棚登録 : 206
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043653058

作品紹介・あらすじ

知人のつとめる不動産屋にはキズ物件を集めた内部資料、通称「ブラックリスト」がある。日当たりが悪い、どぶ池があって臭い、工場の騒音…理由はさまざまだが、その中にこんな物件があった。"夜になると、隣の病院の霊安室が-"。狐狸妖怪や百物語の怪など、現実に起きた、得体の知れぬ不思議な体験を集めた怪異集。

感想・レビュー・書評

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  • 著者のお二人が落語を通じて知り合ったようで、なるほどと思った。話の書き方がうまい。

    グラジオラスの花の話と、タイムスリップしたかのような靴の話が印象的。

  • 不思議な事があった、というような話が多かった。こういうのも嫌いじゃない。
    噺家にまつわる話の「虎渓の三笑」はバラエティー番組で誰かが話してたのを聞いたような記憶がある。

  •  『新耳袋―現代百物語〈第5夜〉』には、「戦争にまつわる九つの話」が収録されています。
     怪談本には多かれ少なかれ、生者死者問わず、「戦争の犠牲者が登場する怪談」が、必ず複数は収録されています。
     そして戦争にまつわる怪談というのは、怖い話は少ない。むしろ哀しい話が多くを占めているのです。

     怪談本を読み返していてそういった話に当たると、「ああ、彼らにとっては、戦争はまだ終わっていないんだな」、と複雑なものが心中に浮いてきます。

  • 稲川某のオチ付き創作実話風怪談と違いリアルな怪談!
    読み応え充分過ぎてド~ンと精神的に堪えるが、10巻全て読みたくなる!中毒だな、こりゃ。
    本家『耳袋』は難し過ぎて読めないけど、これは秀作だと思う。

  • 新耳袋5巻
    一巻の後日談がいくつかアリ。
    全体的に怖い系より、不思議系が多い気がしました

  • 第四夜が怖すぎたから、ソフトでした。

  • この巻は筆者でいうところの「原点回帰」だそうです。
    中には第一夜に収録された話のその後の話や、狐狸妖怪の話、そして戦争にまつわる話など、とにかく不思議な話ばかり集まっている。

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著者プロフィール

木原浩勝(きはら・ひろかつ)
1960年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学卒業。83年、アニメ制作会社トップクラフト、パンメディアを経て設立したてのスタジオジブリに入社。『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』などの制作に関わる。90年、スタジオジブリ退社後、『新・耳・袋』で作家デビュー。以降、「新耳袋」「九十九怪談」「現世怪談」などのシリーズ作品、「禁忌楼」などの怪談作品を発表している。また、怪談トークライブ「新耳袋」やラジオ番組「怪談ラジオ~怖い水曜日」なども好評を博している。その他、書籍・ムックの企画・構成・執筆も行い、『空想科学読本』『このマンガがすごい!』『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイブ』などの作品がある。「モノ作り」に関する講演活動を日本のみならず海外でも広く行っている。最新刊にスタジオジブリでの「となりのトトロ」制作デスク時代を語った『ふたりのトトロ ―宮崎駿と『となりのトトロ』の時代―』がある。

「2018年 『増補改訂版 もう一つの「バルス」 ―宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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