- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043653058
作品紹介・あらすじ
知人のつとめる不動産屋にはキズ物件を集めた内部資料、通称「ブラックリスト」がある。日当たりが悪い、どぶ池があって臭い、工場の騒音…理由はさまざまだが、その中にこんな物件があった。"夜になると、隣の病院の霊安室が-"。狐狸妖怪や百物語の怪など、現実に起きた、得体の知れぬ不思議な体験を集めた怪異集。
感想・レビュー・書評
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全巻揃えながらも、怖すぎて4巻まで読んだ後、長年本棚の奥に眠っていたのを引っ張り出した。やっぱり怖い〜!1つの話がわずか2〜3ページという超短編にも関わらずゾゾッとさせるのは、装飾を一切省いて表現されているからなんでしょうね。「第3診察室」が1番怖かった。
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著者のお二人が落語を通じて知り合ったようで、なるほどと思った。話の書き方がうまい。
グラジオラスの花の話と、タイムスリップしたかのような靴の話が印象的。 -
かおりちゃん、グラジオラス、白いひも、弟、約束、大事なものが印象に残る。
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不思議な事があった、というような話が多かった。こういうのも嫌いじゃない。
噺家にまつわる話の「虎渓の三笑」はバラエティー番組で誰かが話してたのを聞いたような記憶がある。 -
稲川某のオチ付き創作実話風怪談と違いリアルな怪談!
読み応え充分過ぎてド~ンと精神的に堪えるが、10巻全て読みたくなる!中毒だな、こりゃ。
本家『耳袋』は難し過ぎて読めないけど、これは秀作だと思う。 -
新耳袋5巻
一巻の後日談がいくつかアリ。
全体的に怖い系より、不思議系が多い気がしました -
第四夜が怖すぎたから、ソフトでした。
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この巻は筆者でいうところの「原点回帰」だそうです。
中には第一夜に収録された話のその後の話や、狐狸妖怪の話、そして戦争にまつわる話など、とにかく不思議な話ばかり集まっている。