新耳袋 第六夜 現代百物語 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 286
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043653065

作品紹介・あらすじ

二階の部屋で宿題をしていると、ベランダでドン!とすごい音が。カーテンを開けると、男が斜めに傾いて浮いている。おでこをガラスに張りつけ、ひと筋の血を垂らしながら。男の右手は、ベランダの向こうにある何かを指さしていた…。親から子へ、人から人へ、異界から現実へ、語り継がれる「怪」を蒐集した怪談実話。八年かけて選りすぐった現代版『稲生物怪録』ともいうべき傑作恐怖集、「居にまつわる二十の話」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 夏になるとビビりながら読むこのシリーズ。あれ?今回はあんまり怖くないかも…と思っていたら、最終章でドカンときた。よくそんな怖いマンションに8年も住めたなぁ。友達を泊めたらダメでしょ。

  • 面白かった。

  • おもしろい。映像化されたエピソードもあった。

  • 期待値高すぎたのか、全く怖くなくて面白くなくて残念★私には合いませんでした。やっぱり怖い話は、小野不由美さんと加門七海さん!(^^;;

  • 自分が、実話怪談を読み始まるきっかけとなった、新耳袋第六夜。
    他のは文庫版ですが、第六夜だけ新書でした。せっかくなので、統一のために新たに文庫版購入。

    お気に入りは、狐や狸に化かされた類のお話。こういう話って、人の心に人外が存在しているというゆとりがないと、失われていく話だと思います。
    世界に奥行き与えてくれる怪談と思うんです。

    経験したくはないですが。

    あとは、訪問者。
    これが、怖くて怖くてね。初回読んだときは。このお話の怖さのせいで、怖いもの見たさに拍車がかかったわけです。

    自分の中で、怖さの始まりの第六夜です。

  • 最後の章の京都のマンションの話、怖え(・Д・;))))ガクブル
    ラジオで放送もされて、関西では有名だったんだってねー。
    こーゆーのこそ、事実は小説よりも奇なり、だよなー。

  • 稲川某のオチ付き創作実話風怪談と違いリアルな怪談!
    読み応え充分過ぎてド~ンと精神的に堪えるが、10巻全て読みたくなる!中毒だな、こりゃ。
    本家『耳袋』は難し過ぎて読めないけど、これは秀作だと思う。

  • 最後の章はちょっとやっちゃった感がある気がしました。
    20話使ってしまうというのは中々・・・

    筆者は7夜がお気に入りみたいですけど、
    私的に少し消化不良でした。

  • ひたすらに不可解な話が九十九話ずつ載っているシリーズの六巻です。
    集めているので読みました。

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著者プロフィール

きはら・ひろかつ 1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談 第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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