- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043653065
作品紹介・あらすじ
二階の部屋で宿題をしていると、ベランダでドン!とすごい音が。カーテンを開けると、男が斜めに傾いて浮いている。おでこをガラスに張りつけ、ひと筋の血を垂らしながら。男の右手は、ベランダの向こうにある何かを指さしていた…。親から子へ、人から人へ、異界から現実へ、語り継がれる「怪」を蒐集した怪談実話。八年かけて選りすぐった現代版『稲生物怪録』ともいうべき傑作恐怖集、「居にまつわる二十の話」を収録。
感想・レビュー・書評
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夏になるとビビりながら読むこのシリーズ。あれ?今回はあんまり怖くないかも…と思っていたら、最終章でドカンときた。よくそんな怖いマンションに8年も住めたなぁ。友達を泊めたらダメでしょ。
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面白かった。
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おもしろい。映像化されたエピソードもあった。
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期待値高すぎたのか、全く怖くなくて面白くなくて残念★私には合いませんでした。やっぱり怖い話は、小野不由美さんと加門七海さん!(^^;;
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自分が、実話怪談を読み始まるきっかけとなった、新耳袋第六夜。
他のは文庫版ですが、第六夜だけ新書でした。せっかくなので、統一のために新たに文庫版購入。
お気に入りは、狐や狸に化かされた類のお話。こういう話って、人の心に人外が存在しているというゆとりがないと、失われていく話だと思います。
世界に奥行き与えてくれる怪談と思うんです。
経験したくはないですが。
あとは、訪問者。
これが、怖くて怖くてね。初回読んだときは。このお話の怖さのせいで、怖いもの見たさに拍車がかかったわけです。
自分の中で、怖さの始まりの第六夜です。 -
最後の章の京都のマンションの話、怖え(・Д・;))))ガクブル
ラジオで放送もされて、関西では有名だったんだってねー。
こーゆーのこそ、事実は小説よりも奇なり、だよなー。 -
稲川某のオチ付き創作実話風怪談と違いリアルな怪談!
読み応え充分過ぎてド~ンと精神的に堪えるが、10巻全て読みたくなる!中毒だな、こりゃ。
本家『耳袋』は難し過ぎて読めないけど、これは秀作だと思う。 -
最後の章はちょっとやっちゃった感がある気がしました。
20話使ってしまうというのは中々・・・
筆者は7夜がお気に入りみたいですけど、
私的に少し消化不良でした。 -
ひたすらに不可解な話が九十九話ずつ載っているシリーズの六巻です。
集めているので読みました。