新耳袋 第九夜 現代百物語 (角川文庫 き 27-9)

  • 角川書店
3.83
  • (19)
  • (15)
  • (28)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 244
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043653096

作品紹介・あらすじ

ある警備会社。一人しか派遣していないのに、なぜか報告書に"本日、無事終了。配置人員二名"と記されることが、ある現場で続いた。クライアントからは、うちは一人しか依頼していないとクレームがついた。ある夜、その現場に入った警備員がよくその顔を見ると-。職務上必要にせまられて、偶然に、さまざまな理由で残された怪異の痕跡、記録に関する「記にまつわる十一の話」。九章九十九話収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 初めて沖縄の話が出てきた気がする。やっぱり戦争関連は多いな。

  • 「記」の章の「もうひとり」から始まる同じ提供者の話はけっこう怖い。他にはさびしさうな犬が出てくる話と、死んだ飼い犬が狛犬と遊んでる話は印象深い。

  • 稲川某のオチ付き創作実話風怪談と違いリアルな怪談!
    読み応え充分過ぎてド~ンと精神的に堪えるが、10巻全て読みたくなる!中毒だな、こりゃ。
    本家『耳袋』は難し過ぎて読めないけど、これは秀作だと思う。

  • 新耳袋の中でも特に印象の強い話が揃っている
    イタクラサキ、アンティークドール、続く、中学の同級生、舞ちゃん、迎賓館・・・など

  • 「新耳袋 公式サイト」http://www.actcine.com/sinmimi/
    p.303 「新耳袋 携帯公式サイト」http://shinmimi.net/
    p.280 【第95夜 「迎賓館」
    ★紀尾井ホール:1995年4月2日に新日本製鐵の創立20周年の記念事業としてオープンした。運営は新日鐵文化財団、貸し館業務および設備保守は(有)紀尾井ホールサービスが行っている。
    http://www.kioi-hall.or.jp/
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%B0%BE%E4%BA%95%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB
    《ある警備会社。一人しか派遣していないのに、なぜか報告書に“本日、無事終了。配置人員二名”と記されることが、ある現場で続いた。クライアントからは、うちは一人しか依頼していないとクレームがついた。ある夜、その現場に入った警備員がよくその顔を見ると―。職務上必要にせまられて、偶然に、さまざまな理由で残された怪異の痕跡、記録に関する「記にまつわる十一の話」。九章九十九話収録。 》

  • -

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

きはら・ひろかつ 1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談 第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木原浩勝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×