新耳袋 第十夜 現代百物語 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 224
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043653102

作品紹介・あらすじ

この世の理から離れた、不可思議な何か。口から口に伝えられ、だからこそ、語られた言葉の源はどこかにある。誰かが確かに出会った怪異は、言葉となってあなたの、すぐ側に-。古の作法によると、百を語ると、何かが起こるという百物語。当代きっての怪異蒐集家の二人が集めた、かつてない怪談集、ついに迎えし最終夜。十夜語れば、何が起こるか…。

感想・レビュー・書評

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  • 新耳袋シリーズはリアリティあって話も多くて一番怖い商業本だと思う。

  • あー、面白かった!特に好きだったのは『赤絨緞』『黄色い水槽』です。こういう物語には中毒性がある。そしてどこかで聞いたような同じような物語がたくさん世の中には蔓延しているんだなぁと思う。怪談を愛している著者たちの気持ちがとてもよく伝わるよい怪異でした。

  • ついに10巻。感慨深い。あとがきとか読むと、またいちから読みたくなった。

  • 絆創膏の女の話と人形の話、集合写真はやっぱり怖い。
    あと、「えっ、今の何?」っていうような一瞬芸みたいな話も多い気がした。
    最後の著者達の学生時代の話は人柄が出ていて面白いですね。

  • 稲川某のオチ付き創作実話風怪談と違いリアルな怪談!
    読み応え充分過ぎてド~ンと精神的に堪えるが、10巻全て読みたくなる!中毒だな、こりゃ。
    本家『耳袋』は難し過ぎて読めないけど、これは秀作だと思う。

  • 新耳袋最終章
    安い家と赤絨毯が印象に残った

    怖いと思ったのが、河原の子、真相、燃えたビル、和人形
    和人形は耳袋の中でも怖い系の上位に入ると思う
    人形系というのは、イメージがしやすく恐怖を煽りますね

    最終話に向けて語られる一連の話も10夜まで読んでいると楽しめた

  • ■0852.
    <読破期間>
    H20/6/27~H20/6/28

    <本の内容>
    この世の理から離れた、不可思議な何か。
    口から口に伝えられ、だからこそ、語られた言葉の源はどこかにある。
    誰かが確かに出会った怪異は、言葉となってあなたの、すぐ側に—。
    古の作法によると、百を語ると、何かが起こるという百物語。
    当代きっての怪異蒐集家の二人が集めた、かつてない怪談集、ついに迎えし最終夜。
    十夜語れば、何が起こるか…。

  • ひさびさだが、完成度は高い。原点に戻った感じ。相変わらず、油断しているとグッとくる。これで1巻から10巻までを完読。これらを分類して、研究すると面白そうだが、やはり「怪」がきそうで怖い…。

  • こわいよー。
    99話と見せかけてこっそり百話にしやがって。
    ほんわかする話もあるけど、怖いのはほんと引きずるなあ。体中にバンソウコ貼った女がマンションの入り口に立ってたらマジ怖いだろ。

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著者プロフィール

きはら・ひろかつ 1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマCDの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談 第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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