隣之怪 木守り (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 55
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043653133

作品紹介・あらすじ

古道具商の父親が買いつけてきた薄汚れた紙箱。蓋には、御札のようなもので封をしてある。開けてみると、こけしに似た木の棒が入っていた。なんとなく奇妙な味わいを感じて店のガラスケースに飾っておくと、すぐに売れた。しかし数日後、その客は右手に怪我をして品物を返しにきた。不思議なことに、そんなことが何度も続く。そこに秘められた恐ろしい因縁とは…。「新耳袋」には書けなかった怪談集、シリーズ第1弾。

感想・レビュー・書評

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  • 新耳袋シリーズでは三人称でしたが、このシリーズは一人称で綴られていくようです。
    三人称→一人称に変わっただけで随分と印象が変わりますね。
    あとがきでも記されているとおり、新耳袋では書かなかった因果や呪いに纏わる話を、、、ということですが、「井戸」で書かれている古井戸なんかは本当に怖いなぁと思う。
    「記憶」「タバコの火」「はじめてのおつかい」「木守り」「発狂する家」あたりが好みでした。

  • 『新耳袋』完結後に始まったシリーズ「隣之怪(となりのかい)」その一。
    実は発売後間もなく読んでいたのを思い出して登録。
    『新耳袋』には収録しなかった(出来なかった)因果話、
    呪いに纏わる話、25編。
    家屋、壁、家具、古道具――といった、
    人の生活の「内側」を形作るものに纏わるエピソードが集まっているので、
    例えば旅先で遭遇した怪異といった話よりも、
    ひたひたと身に迫ってくるような、静かな怖さがある。

  • これから夏に向けてぴったりな短編集。

    読んでいると物音・背後が気になります・・・

  • 表紙からして、すごく不安感を覚える。
    表題の「木守り」は切ないです。
    「発狂する家」の最初の施主が家を気に入らなかった理由が気になる。
    読みやすかった。

  • ぎぃが好きな話。

  • 怖いだろうと思ったけどもやっぱり怖かった
    出来事が怖い話もあれば、人が怖い話もあった
    鈍い私には見ることがないけれど、怖かった。

    思い出した不思議体験は、母方の祖母がなくなった日に、おばあちゃんの気配を感じた瞬間があって、亡くなった時にさよならを言いに来てくれたのかなと勝手に思ったこと。

  • 新耳袋に慣れてるせいか少し読みずらかったですが、流石の面白さ

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著者プロフィール

木原浩勝(きはら・ひろかつ)
1960年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学卒業。83年、アニメ制作会社トップクラフト、パンメディアを経て設立したてのスタジオジブリに入社。『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』などの制作に関わる。90年、スタジオジブリ退社後、『新・耳・袋』で作家デビュー。以降、「新耳袋」「九十九怪談」「現世怪談」などのシリーズ作品、「禁忌楼」などの怪談作品を発表している。また、怪談トークライブ「新耳袋」やラジオ番組「怪談ラジオ~怖い水曜日」なども好評を博している。その他、書籍・ムックの企画・構成・執筆も行い、『空想科学読本』『このマンガがすごい!』『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイブ』などの作品がある。「モノ作り」に関する講演活動を日本のみならず海外でも広く行っている。最新刊にスタジオジブリでの「となりのトトロ」制作デスク時代を語った『ふたりのトトロ ―宮崎駿と『となりのトトロ』の時代―』がある。

「2018年 『増補改訂版 もう一つの「バルス」 ―宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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