添乗員狂騒曲 (角川文庫 お 41-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043654031

感想・レビュー・書評

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  • 添乗員がツアーで巡り合う人と騒動あれこれ。やっかいなツアーに当たる著者のトラブル対処が面白い。あとがき「ツアーは人間ドラマの宝庫」とありましたが、お客、旅行会社、現地ガイドなど、トラブルも全部含めて十人十色の出会いたちです。

  • 添乗員シリーズ第3弾

    派遣元が潰れてしまい、本当のフリーになってしまった、作者。それでも今までの実績で、様々な問題のある方達ばかりを依頼されてしまうwww
    要人が泊まるのでという理由でホテル宿泊をキャンセルされたり、テロが勃発したエジプトでは警護されながら観光したり、ワガママな客と困ったガイドと一緒に面白い珍道中!

  • 笑って泣ける、添乗員の奮闘記。おもしろい。
    そしてこれを読んで「ピンチはチャンスだ」という言葉を思い出した。
    最後にある親子の話はとても感動した。

  • フリーの添乗員として、中国、バルト三国、ロシア、エジプトなどを女子高生や、大物代議士の息子や、ひきこもりの少年を抱えた崩壊寸前の家族等と移動する。旅だから何でもありそうな気もするし、でも本当か?なんて人生のドラマが展開する。っーか、展開しすぎ。ひとりで旅するのは、この上なく楽しいのだが、愉快な添乗員と、ただ旅をするためだけに集まった旅行者と、人生のほんのちょっとの時間と空気を共有するのも面白いのかな-と思うのであった。

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著者プロフィール

1962年、愛知県生まれ。文化学院中退後、世界各国を巡る。30歳で帰国し、海外専門のフリー添乗員として活躍。その後、自身の経験を活かして小説や新書を発表、『添乗員騒動記』シリーズ(旅行人、KADOKAWA)がベストセラーとなる。『日本の食欲、世界で第何位?』(新潮新書)、『裏原宿署特命捜査室さくらポリス』(祥伝社)、『サバーイ・サバーイ 小説 在チェンマイ日本国総領事館』(講談社)など著書多数。

「2021年 『食べるぞ!世界の地元メシ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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