天下布武 下 夢どの与一郎 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 39
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043659074

作品紹介・あらすじ

織田信長の圧倒的な戦力である鉄砲隊は、火薬の原料となる硝石をもたらすポルトガルに支えられていた。ところが、フランシスコ会を擁するスペインがポルトガルを併合したため、イエズス会は窮地に立たされる。事態を打開するために、巡察師ヴァリニャーノが来日し信長と会見するが…。信長の本当の敵は誰だったのか?そして、大航海時代の「戦国日本」に何が起こったのか?世界史の視点から「本能寺の変」を描く渾身作。

感想・レビュー・書評

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  • 本作は、とにかくも「様々な要素」が満載の、非常に愉しい作品だ!!他方で…「対外国関係」の“重さ”を寓話的に今日の読者に語り掛けるような一面も在るかもしれない…

  • 本能寺の変の謎に迫る作品は数々あれど、イエズス会とスペインの陰謀と紐解いた作品はあまりないかな。ただ、信長が自分を現人神としてあがめる事を推し進める事により、周囲との軋轢を生んだ事がきっかけはあたりの気はする。

  • 本能寺の変の謎に迫る。
    諸説あるが世界を視野に入れていたとされる信長ならこんなことも起こりうるなぁ。

    過去の歴史、積み重ねを大事にするのは必要やと思うけど、将来のためにならないものは変えていく。
    情報伝達手段が発達していない当時は今以上に利権の集中と言うものがあり、武力がものを言う世界だったので力で変えようとしたのだろう。

    でも相手が悪かったのかな。
    もしはないですが、秀吉ではなく信長が世界に出てたら。
    そんな世界を想像するのも面白いかも。

  • 伊賀などを舞台とした作品です。

  • これをベースにして忠興主人公の大河をやればいいのに…!って思った。
    本書での忠興の描かれ方には賛否あるかと思うけれど、これはこれでありなんじゃないかと。

    本能寺を題材にした小説って、兎角日本国内でのことに終始しがちなんだけど、世界をも視野に入れた本能寺っていうのが斬新。
    基本的には夢どの隊の青春群像劇なんだけど、幽斎と前久の腹黒さや裏切りに次ぐ裏切りにドキドキして最後まで飽きさせない。

    DQNな忠興が好きな人にはお勧めできないが、格好いい信長や常識人スキルの高い忠興が好きな人は楽しめると思う。

  • 上巻での不安が的中。最後まで「細川忠興」と「夢どの与一郎」がまったく重ならなかった。話も飛びすぎで、緻密さも感じられない。以前よかった「風の如く 水の如く」「関ヶ原連判状」に遠く及ばない。がっかり。

  • 2009/12/26 ジュンク堂三宮駅前店にて購入

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著者プロフィール

安部 龍太郎(あべ りゅうたろう)
1955年、福岡県八女市(旧・黒木町)生まれの小説家。国立久留米工業高等専門学校機械工学科卒。本名は良法。
図書館司書を経て1990年『血の日本史』でデビュー。2004年『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞、2013年『等伯』で第148回直木賞、2016年『等伯』で第5回歴史時代作家クラブ賞実績功労賞をそれぞれ受賞。

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