花伽藍 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 268
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043661039

感想・レビュー・書評

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  • 最高です。恋愛小説で一番好きです。本当に本当に苦しい。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「本当に本当に苦しい。」
      中山可穂の本は、どれも痛過ぎです(この本は未読)。
      「本当に本当に苦しい。」
      中山可穂の本は、どれも痛過ぎです(この本は未読)。
      2013/03/14
  • 女性の同性愛の短編集。初中山さん。
    最初の「鶴」読んですぐ、蠱惑的で、妖艶な言葉の数々に引き込まれた。それでいて太鼓、入墨などがぱっきりと清々しい。
    自分のものではないからこそ燃え上がる愛と自分のものではない切なさ。女性同士の官能と、自分が男性ではないもどかしさ。

    他の短編も、愛が始まった時は何もかも素晴らしいのに、いったん上手くいかなくなると、未練も恋も残っているのにお互いが傷付いて別れてしまうのが悲しい。
    最後の老婦人だけ、添い遂げられて、哀しい話だけど救われる。

  • 最後の話がなんとも切なかった。

  • 初めてレズビアンの小説を読んだが、2作続けて不倫物(未遂含)で退屈して投げたところ。気が向いたら続きも読むかもしれないが……。

    「鶴」二人の性格の交流に関するエピソードがないので、なぜデカイ墨を入れるぐらい入れ込んでいるのかサッパリわからず置いてけぼりをくらう。
    人妻の方はセックスレスの欲求不満で関係を持ってるだけのようだし、デートをしないってのもべつに同性愛だからじゃなくて不倫だからだろうし、さらにはデートをしないような心の交流しかないからだろうし。
    人気のないスーパーで汗が噴き出したり延々と枕に顔埋めて泣いたり等いちいち表現が大げさな割にやっていることは大したことないので、メンヘラか自分に酔ってるだけかにしか見えなかった。
    車や世界の果ての描写にどことなくウテナ要素があるような。

    2作目。彼女とケンカ別れしたから既婚者と不倫しようとするも七夕の短冊に感動したので彼女とヨリ戻す。なんじゃそりゃ。

  • 「鶴」が好き。

  • 「鶴」読んでいて胸が苦しくなるほどの愛。

  • 初めて同性愛モノを読んでみました。

    同性を好きになってしまったことへの戸惑いや背徳感が同性愛モノでの個人的な萌ポイント(?)なのですが、このお話は登場人物が皆レズビアンまたはバイ前提で、それに対する葛藤だとかの描写は一切なしだったので残念でした。

    ……もっとも、この本に入っていたお話はどれもカップルの別れのお話だったので、葛藤やら背徳感やらを感じる段階は描写されているはずもないのですけれど。

    不満ばっかり垂れてますが、現実に存在するレズビアンの方々はこんな感じなのかなぁ、と思って読むとそれはそれで興味深かったです。

    ……同性愛モノはもう少し読んでみたいなぁ。

    今度は、普段のカップルの様子がわかるようなお話とか。

  • 開拓ってことで・・ 新しい作家さんにチャレンジで購入してみました

    ・・が 恋愛モノになるのでしょうが
    巻頭の話が 重たい感じのビアンの話だったので
    なんか イマイチ最初に躓いてしまい読み進まず・・
    読みかけのまんまです (^^;

  • 短編小説ですが、女性が女性を
    一途に愛する同性愛の物語です。

    最初の「鶴」は、出逢いから官能的な性交、痛々しさと涙。そして別れがとても美しく、ビアンであることの苦悩が美しく描かれていて、せつないけど
    感動的でした。

    ただ、それ以降の物語は、読んだ先から薄れていってしまう単調で抑揚のなさが残念でした。

    女性同士が激しく肉体を求めあったり、男女の関係以上に労り、わかり合いながらも、これから先に訪れる苦痛や、いつか訪れる別れが付きまとい、悩み苦しむのではないかという焦燥感に苛まれるのは、背徳の代償でしょうか?

  • 2011.09.15. 男の人との恋愛にうまくいかないと、時々、女の人だったらどうなんだろう・・・と、思ったりする。大変です。命がけです。インスパイアを受けた曲名が書いてあって、聞いてみたい。

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著者プロフィール

1960年生まれ。早稲田大学教育学部英文科卒。93年『猫背の王子』でデビュー。95年『天使の骨』で朝日新人文学賞を、01年『白い薔薇の淵まで』で山本周五郎賞を受賞。その他の作品に『感情教育』『マラケシュ心中』『ケッヘル』『サイゴン・タンゴ・カフェ』『悲歌』『愛の国』など

「2018年 『娘役』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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