吉原花魁 (角川文庫)

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本棚登録 : 201
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043671069

感想・レビュー・書評

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  • 杉本章子氏の作品が読みたくて選書した。彼女の作品『はやり正月の心中』が収められており、この結末が一番辛い。吉原で心中すると、その場に書置き、いわば遺書がなければ客が煽った無理心中とみなされ、その遺族は楼の損金を支払わなければならないとのこと。こうした吉原ならではの慣例なども考証のうえで著されているのだろう。今はなき吉原遊廓は遠い歴史の中に存在したように思えるが、親の若き時代には残っていたのだ。

  • 2016.12.31

  • 8人の作家による吉原関連の物語。同じ主人公が出てくるものもあって興味深い。

  • 吉原を舞台にしたアンソロジー。

    ミステリチックな話が多かった。
    アンソロジーは一冊で何人もの人の物語が読めるからお得感があって好き。

  • 隆慶一郎「張の吉原」
    平岩弓枝「吉原大門の殺人」
    宇江佐真理「紫陽花」
    杉本章子「はやり正月の心中」
    南原幹雄「爪の代金五十両」
    山田風太郎「剣鬼と遊女」
    藤沢周平「三千歳たそがれ 天保六花撰ノ内・三千歳」
    松井今朝子「恋じまい」

    解説・縄田一男

  • 吉原に生きる女達を描いたオムニバス。
    書き手が時代ものの名手なのでどれもクオリティは高い。
    シリーズ物や連作短編のうちの一話だったりするが、特に読むことに支障はなかった。

  • 色々な作家さんの吉原に纏わる作品を集めている本のため、個人的には当たり外れが大きい。

  • 書き下ろしではなく各作品(単行本)からの抜粋と知って、読み始めは不満だったが、遊女を扱った話を自分でこれだけの数探すのも一苦労だよな・・・と思い直した。必ずしも遊女が主役ではなく、ほんのチョイ役としてのご出演もあったりしたが、どの話もなかなか面白かった。松井今朝子が巻末のお話し担当・・・さぁ、お次は吉原手引草にしようかなーー♪

  • 吉原花魁にまつわる8つの話

  • 線香一本1000文になりやす。

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著者プロフィール

藤沢 周平(ふじさわ しゅうへい、1927年(昭和2年)12月26日 - 1997年(平成9年)1月26日)
日本の小説家。山形県鶴岡市出身。江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く残した。代表作として『暗殺の年輪』『たそがれ清兵衛』『海鳴り』『白き瓶』『蝉しぐれ』など。
1971年「溟い海」で第38回「オール讀物」新人賞、1973年「暗殺の年輪」で第69回直木賞、1986年「白き瓶」で第20回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。ほか、菊池寛賞、朝日賞、東京都文化賞を受賞。紫綬褒章を授与されている。選考委員として、オール讀物新人賞、直木賞、山本周五郎賞にも関わった。
映画化された作品も多数あり、特にヒット作としては「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「蝉しぐれ」「武士の一分」。2010年4月29日、出身地の鶴岡市に「鶴岡市立藤沢周平記念館」が開館した。

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