新版 蜻蛉日記II(下巻)現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043679027

作品紹介・あらすじ

本朝三美人の一人とうたわれた女にも老いが忍び寄る。夫の訪れが途絶えがちななか、女は夫が別の女性に産ませた娘を養女とする。夫との実質的離婚後、その養女へ執拗な求婚をするのは、息子道綱の上司であった。道綱と女性たちとの贈答歌が多く記されるなか、道綱母の切々とした心情が描かれる。わかりやすい注とこなれた現代語訳を付した文庫の決定版。2には、下巻と巻末和歌を収め、各種索引も充実。

感想・レビュー・書評

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  • 序文にあるように現代の者も垣間見たいこの時代の身分の高い人の妻の生活が見える。結婚、夫婦の関係の制度は違えど、そこから生まれる喜怒哀楽は今と同じ。歌や裁縫の上手であり、そういう面で夫を支えていた。奥様は侍女にかしずかれてばかりいるものと思っていたので意外だった。蜻蛉のようにはかないと思い続けた女の一生。

  • 完訳ですがな。

  • 藤原兼家の妻の一人で「右大将・道綱の母」と呼ばれる女性が書き記した日記。夫の裏切りに嘆いたり腹を立てたり、それによって「出家する!」と騒いでみたり…。そうかと思えば息子の恋に首を突っ込んでみたりする、そう言う女って、平安の時代としても、どうなんでしょうか。。。
    完訳ではない。

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著者プロフィール

1956年生まれ。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。武蔵野大学教授。著書に『王朝生活の基礎知識―古典のなかの女性たち』『王朝の恋の手紙たち』(角川選書)『蜻蛉日記 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)など。古典の普及に力を注いでいる。

「2016年 『装いの王朝文化 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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