ただのいぬ。 (角川文庫 は 33-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 50
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043684021

作品紹介・あらすじ

『ただのいぬ。』それは名前もなく飼い主もいない「只の犬」。「無料」の犬のこと。この本の犬たちは、迷ったり捨てられたりした後『愛護センター』という施設に集められ「譲渡犬」として新しい飼い主との出会いを待っている犬たちです。だから、この本は悲しい本ではありません。年間10数万頭の犬たちがなぜこのような施設に集まってくるのか、呟くように添えられた詩とともに子犬に瞳が私たちに問いかけてきます。

感想・レビュー・書評

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  • 「動物管理センター」に収容されている子犬たちの写真と詩。

    この本の写真の子犬たちは殺処分されたのかと心苦しくなったが、あとがきによれば譲渡予定ということで、少しは救われた。ただ、そういう犬たちはわずかである。

    この本の発行から20年経つのに、日本はかわらないなあ。

  • 「あとがきのようなもの」を読んで、漸くこの本の趣旨を理解することができました。
    「ただのいぬ。」というタイトルも、悲しいながら納得できました。

  • 迷っていたり、捨てられたりした犬たちが、なぜ愛護センターという施設にいるのかと、呟くように添えられた詩が何とも言えない気持ちになります(:_;)

  • これが、日本におけるペットたちの裏の姿です。しかし、悲しい本ではありません。
    譲渡犬として新しい飼い主を待っている犬たちの写真集です。

    あなたも犬の気持ちに耳を傾けてみませんか?
    せっかく生まれてきた命。その命の重みは私たちとなんら差のない命です。その命を大事に。
    この子達に明るい未来が来ますように。

  • 涙がとまらない

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