主婦でスミマセン (角川文庫)

  • 角川書店 (2003年1月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784043686018

作品紹介・あらすじ

魚屋のにいちゃんも、ケーキ屋のねえちゃんも、どうして客のわたしをそんなに無視する。それはわたしがブスだからか・・・。小心と妄想が炸裂する、怒涛のエッセイ。文庫書き下ろし。

みんなの感想まとめ

日常の中での小さな葛藤や主婦としての自己評価をユーモラスに描いたエッセイは、気弱な人々の心情に寄り添い、共感を呼び起こします。著者は、ズボラな自分を受け入れつつも、その中にある幸せを見出す姿勢が印象的...

感想・レビュー・書評

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  • 基本的には主婦としていかにダメかということを綴っている本書だが、気が弱い人の気持ちが実に正直に表現されており、そこに感銘を受けた。

  • ‪2018/8/23

    ‪ダラ主婦エッセイなんだけど、常軌を逸してる....‬
    ‪夫の背広は本人が痒くなるまで着る。痒くなったら、前に痒くなった背広。洗ってないけど痒みの元は飛んでるはず♩‬
    ‪最初これに度肝抜かれたけどまだまだだった。読めば読むほど目が飛び出る。身内じゃなくて良かった!‬
    怖いもの見たさでまた読みたくなる...

  • 発行から十数年経って読んだエッセイですが、古さはあまり感じません。
    日本郵便が「お役所」の「郵便局」だったので、あーその時代かというぐらい。

    いやはや、汚さもここまでくると清々しい。(笑)
    私もズボラ主婦を自覚しているけれど、著者には到底敵いません。
    でも、夫の実家の葬式が億劫な気持ちとか、婦人会の面倒臭さとか、共感できる部分も多々ありました。

    「ま、いっか」の中にも一本筋が通っていて、旦那様にも理解があるのがとても幸福で、著者自身もその幸福に感謝している。
    だらしないなりに自分の生活を大切に思う姿勢に好感を持ちました。

    「きれいはきたない、きたないはきれい」。

  • 最初はもぉ~るえかさんって、ダメな主婦だなぁ(^^)と思って楽しく読んでいたけれど、中盤でこんな主婦で大丈夫なのか!?(^^;)と心配になり、最後は人間としてダメな感じなんだな(--;)と納得(^^;)るえかさんの本、あと2冊あるけれど、どうなるのか読むのに勇気がいる!(>_<)

  • 中村うさぎさんの解説より。

    「ここに私よりダメな女がいるわぁ〜!この女に較べたら、私なんかまだまだマシ!」と思えてきて、生きる勇気が湧いてくるよねー。これが中村うさぎの「正しい読み方」
    が、しかし!
    この本を読んで、「やられた!」と思った。青木るえかは、私よりダメだ(笑)。



    10年近く前に購入したエッセイです。
    青木さんのダメっぷり(主に掃除嫌いと気弱さ)が心地よくクスッと笑えます。
    私は潔癖とまではいかなくとも、毎日掃除や洗濯はしたい性格ですが、たまにはこんな風に力を抜いてもいいかな…と思いました。
    畳から虫が!…は困るけれど(笑)

  • この人を「主婦」と呼んではいけないのではないか?主婦とは家のことを主にする婦人ではないのか?だとしたら、この人は到底主婦だとはいえない・・・。だって、引越しするまで掃除しないし、ごみ出さないし・・。缶詰を大切にとっておいて爆破させてしまうなんて・・。そんな人と私もおんなじ「主婦」なのですか????と疑問符を幾つつけても最後までるえかさんはやっぱり「主婦」だ。だって夫がいて、ほんで家の仕事もとりあえず食事とかつくってるもんなあ。でも、これで生きていけるんやな~~、これでも別に自分がよけりゃあいいんかもなあ~~とちょっと思ってしまったあたり、やばいかも?それに私にも「るえか」的なとこが1個だけあった。それは「料理の味見をしない」こと。理由もるえかさんと全くおんなじだし。その結果、「るえか」的な結末が待っていることも多々ある・・。でも、でも!私はるえかさんよりはまっとうな主婦であると言うことは断言したい!私もこうなれたら・・とちらっと思ってしまったが。軽快な語り口で面白かったけど、ときどき話がずれてしまう場面があったのが残念。

  • この家には住みたくない。

  • 大好きで何度も読み直している1冊。ここまで惜しげなく自分のダメさ加減を前面に押し出している人もなかなか居ません…爽快です!私自身そうとう駄目主婦ですが、まだここまでではない(笑)

  • いやーすごい!すごすぎる!
    なにがスゴイってここまで自分のズボラ加減をさらけ出してしまうのがすごいです。
    整理整頓とか掃除とか大嫌いと豪語する青木さん宅は
    あまりのズボラさゆえにとても正視できないような汚れぶりの部屋に加え
    得体の知れない虫が発生したりΣ( ̄ロ ̄lll)ギャー!!!
    それが社宅などを転々としながら行なわれる行為なのだから次に住む人とのトラブルが絶えない
    その他その性分による様々なエピソードがとにかく笑えます。
    それでもズボラさは治らないんだなァ~~と飄々と言ってのける青木さん。
    アナタの肝の据わりようと言ったら。。。。参りました。
    このエッセイを読んでいたら今まで几帳面とは程遠いと思っていた自分は
    結構キレイズキなんじゃないの?と錯覚してしまう。
    ある意味アブナイ本かもしれない。

  • 2003年4月6日購入。
    2003年4月28日読了。

  • ダメ主婦と自分で言って開き直る!!
    どうせダメならワハハと笑いをとるくらいにとことんダメになっちゃおうじゃないの!
    家事全般苦手な私には目からうろこの作品です。

  • 文体がいい。もっと競馬エッセイとか競輪エッセイとか書いてほしい。

  • かなりエグイダメ主婦ぶりだけれど読んでしまう・・・

  • なんというダメ主婦。でもなんか将来の自分を見ているようでもある。そんな私もダメ人間です。
    自分の鼻血でここまで遊べるのはこの人ぐらいだろう…

  • 母さんの友達に借りた本。
    おもしろい!!!笑
    汚い!!
    汚い話が好きな私はすごいおもしろかったですw
    でも汚い話が嫌いな父は、気持ち悪いって途中で読むのやめてましたw
    潔癖症の人は無理かもなぁ。
    自分じゃ考えられないけど、そういう人に関わりたくないけど読む分にはおもしろいから良し(笑)

  • 汗っかきダンナが脱いだTシャツを洗濯せずに、その辺に放っておく。<br>
    乾いたTシャツを着せ、気付かないダンナもダンナ。<br>
    「ま、いっか」がモットーの著者。<br>
    実は私の座右の銘も「まぁ、いっか」・・・<br>
    色んな逸話が出てきますが、いやぁ〜私ここまで出来ません。<br>
    他人事だから大爆笑間違いなしの一冊。<br>
    潔癖症の方は禁読。

  • 帯に「汗にまみれた夫のシャツ、洗わず乾かし、また着せる」とあった。もの凄く親近感を覚える。
    本をひっくり返して裏の説明を読む
    「私の夫は転勤族。二年に一度は引越だ。引っ越しとくれば、大掃除。最後にまとめてキレイにするから、普段は掃除なんていいや、と思うのは、ごく当然のことだろう。
    しかしある日ある時、うちの後に入った人から、猛烈な講義の電話が。「汚くて汚くて、住んでられません!」「畳から虫が!」。そうだろうなあ、私も見た。畳の目から極小の、何だかよくわからん虫が這い出てくるのを。「ま、いっか」と放っておいたが。また出たか……。」とあった。
    益々親近感がわく。そのままレジに持っていった。

    読んでみて更に親近感が。というか、どこで私の生活見られたのだろうか?と思った程だ。
    よく読めば、これは私のことではないのだと分るのだが、もう、ドキドキしっぱなしである。
    もちろん多少の程度の差はあるのだけど。何しろ青木るえかさんという人は大物なのだ。
    私はまだ、この域まで達していないから大丈夫と思いつつ、部分的には既に追い抜いているところもあるわけで、読んだ後青木るえかさんに向かい、私こそ「専業主婦でスミマセン」と言ってしまったのであった。
    パートに出たり、文章を書くことで収入を得ている青木さんはともかく、私は徹底的にダルダルな専業主婦なのであった。

    目下、私のバイブル的1冊である。
    無人島に持って行くならこの本。人生最後の日に読むならこの本である。
    長らく京都書院の『日本の女性風俗史』がこの地位にあったのだが、京都書院が倒産したあと、この本を求めていた人がいたので譲り、ここ1年は空位であった。
    既に何度か読んだので本はちょっとくたびれている。もう1冊買ってこようか迷っているのであった。

  • この人のダメさは、半端じゃないです。
    なにも考えずに読めます。
    ここまでダメでいいのだろうか・・・。

  • これ面白いです。
    主婦でスミマセンなんてタイトルだからどんな主婦なのかと思ったら
    めちゃくちゃ凄いサボり主婦です。ちょっとマネはできませんが凄い!!本当にこんな主婦の方がいるなんてステキ!!ここまでサボれたらある意味すっきりですよね

  • 私は相当ダメでだらしなく怠けグセのある主婦で、私クラスのダメっぷりを発揮している人は少なくとも私の周りの友達にはいない!と自負しています(偉そうに言うなよ)。家事の中でも特に掃除が嫌いで、あやめがトイレの砂を散らすので、見えるところだけ仕方なく毎日掃除機をかけているという感じなのですが、そんな私にとって、青木るえかという人は本当に心強い味方というか、同志というか「先輩っ!まだまだ自分も精進が足りないっす!!」と言いたくなる人というか……。引越しの為にタンスをどかしたら豆腐大のホコリがわさわさ出て来たとか、畳からヘンな虫が出て来たとか、掃除分野に限らずそういう伝説的逸話が山ほど書かれているのです、今作には。全て読んでみて、ダメ主婦を自認している私が「……1つも勝てなかった」と白旗を揚げられる青木るえか。あとがきで中村うさぎも書いていたけれど、「……1つも勝てなかった」事にガックリするのではなく、「……私なぞまだまだだな」と安心するのが、この本の正しい読み方。そんな訳で私もまだまだ修行が足りません。ダメ主婦道を極めるべく、今後も頑張ります(笑)。

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著者プロフィール

1962年、東京都生まれ。書評、競輪・競馬のエッセイなどで活躍中。「週刊朝日」「週刊文春」にコラムを連載しているほか、「スポーツニッポン」(大阪版)で競馬の予想コラムを執筆している。

「2008年 『OSKを見にいけ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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