平家 1 (角川文庫 い 54-7)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043687060

感想・レビュー・書評

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  • 池宮さんの著書は初めてだったが、尊敬する人から勧められて手に取った。何となくこれまでの教養でイメージしていた平清盛に対する人物評がいい意味でガラッと変わるとともに、著者の知見と考察力に圧倒される。

    物語序盤の平治の乱から物凄い数の人名が出てきて若干話がすっと入ってこなかった面もあったけど、特に後半、清盛が直面した、藤原摂関時代に根付いた官僚政治の弊害には物凄いリアリティがあって、あっという間に引き込まれた。「何となく悪役」という印象を持っていた平清盛のイメージは、この1巻だけを通じて、腐敗政治に救国という大志を掲げて挑む一人の英雄にすっかり変わった。本著の平清盛が何を考え行動していくのかを追っていけるのが素直に嬉しくなる。

    また、随所に出てくる著者の人物評や当時の社会情勢等に対する考察についても、大いに学びがあって楽しい。既得権益、官僚機構、苦しむ民。著者の丁寧で論理的な考察で、清盛が置かれた当時の政治/社会情勢には、今にも通じる問題があったことに納得するし、史料に対する批判的視点の大切さも実感できる。

    楽しく歴史を学びなおすために最高の一書。

  • 【読了メモ】今年は平家物語系に縁があります。

  • 兵乱発起
    六波羅合戦
    改革の兆し
    反対勢力

    著者:池宮彰一郎(1923-2007、東京、脚本家)

  •  時代をよく知らないのでもう一つ没入できない。平安時代の歴史を勉強してから読み直し。

  • 2005.1.23 ~ 3.5 読了

  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 本作では平清盛を公家政治の刷新を目指す野心家としおり、平治の乱から常盤御前の助命までが描かれています。
    第一巻では平家はあくまで公権に頤使される武家であり、歴史の悪役としての面影は殆どありません。
    全体を通して説明はやや多め。そのかわり、文体は格調高く、示唆に富んだ格言がふんだんにちりばめられています。

  • 『平家物語』を一読した程度の私が、改めて読み通す下準備の為に購入。

    意外に時間がかかったなー。
    人物が錯綜するので、誰が誰だかこんがらがってしまうのは仕方ないと思いたい。

    所々に挟まれる説明に助けられることもあり、どっぷり浸かりたい所に水を差される感もあり、一長一短。

    平治の乱が中心の巻。
    とりあえず……公家の面々の情けなさに笑える。

  • 説明がくどい

  • 2012/03/27読了

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