平家〈3〉 (角川文庫)

著者 : 池宮彰一郎
  • 角川書店 (2004年12月発売)
3.67
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  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043687084

平家〈3〉 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 読了。レビューは最終巻で。

  • 鹿ケ谷の陰謀から清盛が死去するまでの時期を描いています。
    時はまさに平家絶頂ですが、次代を担うに足る人物が一門の中に居らず、子孫繁栄は望むべくもないと清盛は内心諦観しています。同時に、清盛の失敗でもあり、室たる時子の責任であると指弾しており、的を射ていました。
    清盛の残した鴻基を託すために、後白河院が目を付けた人物が義経であるという設定。

  • 清盛の最期までの流れが面白い第三部。

    相変わらずの清盛絶賛(そしてその他の平氏には見向きもしない)

    立場は違えどある意味、清盛の悪友と言える後白河法皇の好感度、やや上昇(笑)
    そうして後白河法皇が目をつけたのが、義経。そうきたか!!

    今、『平家物語』では檀浦の戦いを読んでいた所なので、義経の散々な言われっぷりが哀れだったけど名誉回復。

    本書では頼朝が散々な反面、義経は好感の持てる書かれ方をしている。

    さて。ここからが「平家」としてはクライマックス。
    次巻が楽しみ。

  • (全巻合わせた感想)
    ただ純粋に面白かった。

  • ・「戦法」というのは、文書では教えられない。文書で伝え、百万言を費やしても、応用が利かない。最も適切な教育方法は、実地に臨んでの失敗の経験と、咄嗟の機転である。
    ・かつて日露戦役で勝利をおさめたのは、戊辰・西南・日清の各戦役の戦場体験を持つ指揮官・参謀が、まだ生き残っていた所為だという。
    ・その生き残りが絶えたとき、作戦と指揮は拙劣と化した。勝者は戦史を飾る悪弊を持つ。飾りたてた戦史は有害でしかない。
    ・米軍評言「日本の将は教科書通りに戦い負けた」。
    ・この地はこの時代の前、摂津・播磨の国境、須磨関を守る兵器庫が存在したことから、「兵庫」と呼ばれていた。
    ・人はその本質よりも行装で判断する。その第一印象が大事だ。
    ・「一所懸命」‐賜った一ヵ所の領地を命懸けで守ることを意味する。
    ・女性の悋気は家を傾けるが、男の妬みは国を滅ぼす。
    ・「恩を売る」言い得て妙、である。受けた側はその恩に報いたく思うのは人情である。その人情にかまけて・・・。
    ・そうした人情の機微に乗ずることが、要諦である。

  • 平氏の隆盛期が過ぎ、凋落の兆しがみえてくる章。
    義経や頼朝、義仲、行家等源家の動きが見えてくる。
    この作品を読むと、義経も頼朝も清盛と後白河法皇に踊らされていた感がある。
    次巻でいよいよ最終巻。

  • 雲仙などを舞台とした作品です。

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