海賊モア船長の憂鬱 上 (角川文庫 た 45-4)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043690046
作品紹介・あらすじ
イギリス東インド会社に勤めるクレイは、インド東海岸にある港街、マドラスに到着した。謹厳実直で知られる上席商務員が"マドラスの星"と称される400カラットのダイアモンドを手に姿を消したのだ。誘拐か、はたまた着服か。事件にはどうやら「果敢にして知略に秀づ」とその名を轟かす海賊モア船長が関わっているという噂があり…。勇敢で聡明な海の男たちが活躍する、才智を尽くした頭脳戦!海洋冒険小説、待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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「つまり、こういうことか?海賊ごときは小悪であり、それゆえ懲らしめを受けるが、
しかし巨悪には誰も手出しはできない」p299
××××
海賊というワードに惹かれ、読み始めたら止まりませんでした。
海賊、海洋冒険、ミステリー、頭脳戦…。
これらのキーワードが気になった人にオススメします。
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インドには行ったことがないし、船酔いするから船も苦手だし、全く馴染みのない時代の話だし、好きな作者なので手にしてみたものの、しばらく積ん読してたのですが、読み始めたら面白くて、上・下巻一気に読んでしまいました。
モア船長は仲間から絶対的に尊重されているのかと思いきや、反抗されたり、投票で解任されそうになったりして、かえって人間くさくてよかった。
それにしてもイギリスとオランダが同盟国だったとかインド洋でオランダがブイブイいわせてたとか、全然知らなかったよ。
オランダは鎖国時代の日本と唯一国交のあった国なのに今では関係が薄くなってしまったのはなんでかな、とか英仏蘭が世界の中心になれなかったのはなんでかな、とかお話とは関係ないところへの興味が湧いてきました。
サゴ・ケーキをはじめ、当時の風俗もたくさんでてきて、面白かった。もちろん本筋の物語もとても楽しかったですが。 -
イギリス東インド会社に勤めるクレイは、インド東海岸にある港街、マドラスに到着した。謹厳実直で知られる上席商務員が“マドラスの星”と称される400カラットのダイアモンドを手に姿を消したのだ。誘拐か、はたまた着服か。事件にはどうやら「果敢にして知略に秀づ」とその名を轟かす海賊モア船長が関わっているという噂があり...。勇敢で聡明な海の男たちが活躍する、才智を尽くした頭脳戦!海洋冒険小説、待望の文庫化。
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【失踪中の多島斗志之さんの息子さんが情報提供を呼びかけ中】
身長170cm位痩せ身、
ぐるりとツバのあるサファリ帽・眼鏡着用の可能性高、
黒髪、ヒゲ(あご髭は白)
目撃情報などは息子さん(Twitterで @suzilard 宛 or ブログ<http://ameblo.jp/suzilard/>)か、伏見警察署 生活安全課 0756020110 へ -
失踪したそうで…色々思い詰めていたようですが、家族としては感じ悪いよね。どのみち。本人も辛いのだろうけども。