花夜叉 (角川文庫 や 35-1)

著者 :
  • KADOKAWA
3.49
  • (12)
  • (12)
  • (35)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 166
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043702015

作品紹介・あらすじ

能の名門藤代流の若き後継者・篠芙。彼は稚い頃から、観月の四長老にその身を捧げ、廃絶した藤代流を復興させるための贄となってきた。男たちに弄ばれ支配された篠芙の秘めた想いとは――。禁断の愛の物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 能の家元の御家騒動のお話。幽玄な世界観がまた何とも官能的。
    個人的には明煌さんが好き。弱みを握られて異母兄の女にされているところを、宗家らに唆されて兄を超える野望を抱くも、結局は兄弟そろって御家の駒だったこと。それを知り絶望しながらも、その状況の中で生きていこうとすること。また兄に対して許されざる想いを抱き自身も快楽に溺れていくあたり。

  • 備考:異母兄弟/リバ

  • リバ表現有りです。

    続編があるけれど、入手困難なのが残念。

  • これがまとめ買いの最後の本。
    ‥‥と思ったら、読んだことがある本だった。能の世界の不思議なドロドロ耽美話。
    でも、ストーリーは楽しめたかな。

  • 最後が怖い…。誰と誰がカップルになるということもなく終わります。しかも一番怖いのはあの人だった…。ひぃぃぃ…。

  • まじ篠芙大好き。

  • エロい。エグい。耽美系好きな人にはおもしろいかも。

  • 能楽師の篠芙の人間離れした美しさと淫乱さに惹かれました。山藍紫姫子さんの作品でも一番好きです。

  • 読解力ないのかもと実感した。続編読んでまとめたいと・・・

  • 『色闇』よりはブラックなオチもきいてて、まだいいかも。でもやっぱりエロエロです。文学なのかな。うーん、おこちゃまなのでわかりません。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1992年のデビュー以来、耽美小説の女王として君臨し、絶大な人気を誇る。著書に『花夜叉』『色闇』『アレキサンドライト』『王朝恋闇秘譚』(以上角川文庫)、『江戸繚乱』(白泉社花丸文庫)など多数。

「2011年 『堕天使の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山藍紫姫子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
山藍 紫姫子
中村 明日美子
山藍 紫姫子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×