アレキサンドライト (角川文庫)

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  • KADOKAWA (2006年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784043702039

作品紹介・あらすじ

氷のような美貌の貴族シェリルは、隣国の軍人マクシミリアンに捕らえられた。彼は妹を死に追いやったシェリルに復讐を企んでいたのだ。狂おしいまでの、男たちの官能の美を描く長編耽美小説の決定版。

みんなの感想まとめ

復讐と官能が交錯する物語は、主人公シェリルの過酷な運命を描き出しています。彼女は隣国の軍人マクシミリアンに捕らえられ、復讐のために様々な試練に直面します。作品は、貴族と軍人の関係を軸に、耽美で濃厚な設...

感想・レビュー・書評

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  • 凄まじいという表現がぴったりなのではないでしょうか?
    読み手を選ぶかもしれませんが、深く怪奇な純愛だと思います。
    人間の持つ、暴力的で支配的な感情、残虐さの中にある後悔の優しさ、憎しみと許し。暗闇の世界を抜けだす二人の愛でした。
    両性具有として産まれたシュリルは、実父に厭われ誰にも愛されなかったために、愛を知らない。
    シュリルに離縁され自死した妹の復習のためにシュリルを陵辱するマクシミリアン。
    シュリルに執着するラモン。
    愛憎でありながら、シュリルとマクシミリオンの一目惚れでもあるような
    愛情表現が力で押さえ付ける陵辱なので、暗く暴力的に感じますが、その中に隠された優しさや深まる愛情を感じます。シュリルが感情を発露させ人と成る流れもわかります。
    暴力的愛情表現が苦手な人には不向きな作品かもしれませんねー。

  • アレキサンドライト (角川文庫)

  • 王国×耽美×同性愛×官能×両性器
    色々な要素てんこ盛りでした。
    ここまで設定が濃厚なのも久し振りで、もうお腹いっぱいです。
    全体的に淡い紫色のフィルターがかかっているような色気フェロモンむんむんの雰囲気で、本当にこれ角川文庫から出てていいの?

  •  
    本の裏面の紹介文に「憎しみと禁断の愛に彩られた、官能の美を描く衝撃の耽美ロマン」ってあって、ちょっと盛り過ぎな紹介文よね、と思ったらそのまんまだった…全然盛ってなかった…!
    これでもか!ってくらいの昼ドラ的ドロドロ展開と、それを上回るどエロさで、何ていうかお腹いっぱいです…
    あと愛憎劇だけあってムリヤリ系で、受けが攻めからもアテ馬からも陵辱されっぱなしなので苦手な方はお気をつけください…(※最終的にはハッピーエンドです!)

  • 両性具有ということで取り寄せて読んでみました。
    私が希望する両性具有って、妊娠も出来るのが理想。
    この場合、Hするのに2本差とかに使われる事がほとんど。この話もそういう感じでした。
    レビューを見てJuneっぽいということでしたが、かなり昔の話ですが、私的にはJuneって悲恋・鬼畜ってイメージがあって、この話の場合は陰部の表現が「花」で芽とか蕾で表してあるので、時々考えないとどこをどうやってるのか混乱しちゃいくらいで、この話はBLだなと。
    まあ、内容は鬼畜なところもありましたけど…。
    文庫本の割には結構読むのに時間がかかりました。
    (笑)

  • 嘆美なふたなり本
    ラストの唐突なハッピーエンドがちょっと釈然としなかったが
    そこまでに至る過程は美味しいからよし

  • BLじゃなくて耽美で官能だった!!でも下品じゃなくてとてもとても美しい世界。
    20年前の作品だというけれど、そんなことちっとも気にならない作品!!
    主人公に振りかかる辛い出来事がずーっとずーっと続いて、このままバッドエンドかって、物語が終わる3ページ前くらいまで確信してたんだけれどトートツにハッピーエンド。
    ……そこだけが違和感wwww
    まぁ、この先は余韻と妄想で補完せよってことかな。
    世界観が素晴らしすぎて私なんかには補完できそうにないですが。

  • 初山藍せんせい作品。

    シュリルの壮麗な美しさが匂い立つような文章で、なんともきらきらしい。
    素敵でした。

    気高いシュリルの儚く脆い一面をみて、読みながら何だかほっとけない気持ちに……!笑
    シュリル大好きです。


    なのでマクシミリアンたちの酷い仕打ちに心底怒りを感じてはいたものの……

    いつのまにかシュリルと共にマクシミリアンの魅力にとりつかれてしまう不思議。


    最初から最後まで一気読みでした。
    また読み返すと思います!

  • 山藍さん初読み。JUNE的と云うかハーレクイーンみたいだった。でも綺麗な文章はさすが。

  • これも、15年以上前よね。
    上下巻のハードカバー版を持ってましたが、画像が無いので、こちらを載せました。
    この本を読んで、アレキサンドライトという宝石に興味を持った。昼と夜とで瞳の色が変わる・・・そんな設定が神秘的。たしか、両性具有だったような。山藍先生の作品には両性具有の人物がよく出てきますが、こちらは異国の空気感も盛り込まれてて、ハードだけどやっぱりラブラブなんです^^

  • アンドロギュナスもの。エロ度高いです。でもなんとなく好き。もう少し続きがあっても・・・。

  • 聖将軍家という大貴族の長男として生まれ、家督を継ぐ――はずだった。男と女両方の性をその体に持って生まれてしまったシュリル。父から両性具有という「不完全さ」を徹底的に否定されて生きてきたため、シュリル自身も自分を否定する術しかしらない。この「忌むべき」事実が暴露されてしまったとき…
    *********
    もうシュリルが可哀相で不憫で(:_;)マクシミリアンは勿論あのラモンも、結局シュリル本人ですら恥ずべきものと思ってる両性体を肯定したんやなぁ。肯定されることを知らないシュリル、肯定してるくせに立場や思惑等の理由で酷い仕打ちにしてしまうマクシミリアンとラモン。シュリルにとって救いのない結末になってしまうのかとハラハラしながら最後まで読んだ。あそこでのあの終わり方でいいと思った。性的描写は途中までは確かに衝撃的であったが、それよりも一体シュリルたちがどうなるのか、ストーリーが気になって読むのが止まらない。

  • ザ・耽美。だとは判っていたけどやっぱり時代が違う^^描写が華美過ぎて不思議な心地になります(花だの宝石だの)後半はもう怒涛の官能描写。終わりは唐突。やってる部分しか頭に残ってないぞ!
    前半までのシュリルは気丈な感じで好きだけど、やっぱ両性具有だからか時間経つにつれ女々しくなってどうにも…色んなBLが本屋に溢れてる今、特にお耽美&両性具有が好きでないのなら読む必要もないかなという感想。

    • Sさん
      思いがけぬ反応! 任せろ^^
      思いがけぬ反応! 任せろ^^
      2010/05/30
    • みなみさん
      せんせい、よくわかりました! おら読まぬ^w^
      せんせい、よくわかりました! おら読まぬ^w^
      2010/07/08
    • Sさん
      うん。これは読まんでよろしい^^
      うん。これは読まんでよろしい^^
      2010/07/09
  • 実は私が読んだのは92年に出版された上下巻にわかれたものです。文庫本にするにあたって大幅に加筆修正されたということで…だいぶ違うのかな(汗)

    主人公も相手も男。耽美、官能。内容が予想以上にハードでした。
    全体的に暗く悲しい感じで進んでいくので早くハッピーエンドを…!と思って読んでました。
    この文庫本の方もいつか読みたい。

  • BL界のハーレクイン(笑)

  • 主人公が両性具有というのにまず惹かれました。とにかく、耽美で艶かしい。ちょっと、終わりが無理やりぽかったので残念。でも、内容は好みでした^^

  • なんだか目の前に、大粒の宝石をどりゃどりゃと並べられているようでした。華麗な、というか華美な表現?そこかしこキラッキラです。
    ひょんなことがきっかけで友人から回ってきた、私にとっての初・耽美小説。

    世界が違いすぎます。

  • うん、耽美。どエロ。
    文字だけなのに、鼻血吹きそうでした。何この艶文(笑)

    “両性具有”という特異な体質を罪深く感じる美貌の主人公シュリル。
    女性・男性の両性を兼ねていることは、両性の持つ痛みや苦しみに耐えねばならないのだな、と。
    でも、そんな自分のコンプレックスを受け入れ、愛してくれる者との出会いによって、シュリルは救われたのだろう。

  • 絶対に手放さないと誓った文庫本!!

  • ぐはぁ!
    なんというお耽美な世界。
    さすがや、お、い、の先進者。
    しかし表現力が半端ないなこの作者。普通に少女漫画のような勢いで読めてしまった。だが正直マクシミリアンは逆恨みのような気がしないでもない・・
    ふたりの心の急接近は良いがもっとツンツンしてほしかったなーそして二巻を出すべきだ、話終わるのが急展開すぎる。

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著者プロフィール

1992年のデビュー以来、耽美小説の女王として君臨し、絶大な人気を誇る。著書に『花夜叉』『色闇』『アレキサンドライト』『王朝恋闇秘譚』(以上角川文庫)、『江戸繚乱』(白泉社花丸文庫)など多数。

「2011年 『堕天使の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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