夏の滴 (角川ホラー文庫)

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  • 角川書店
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本棚登録 : 109
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043703029

感想・レビュー・書評

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  • 文章、プロット、ストーリー、背景から知識まで、一切がひどいという、ワーストオブワーストの1冊。

    田舎の小学校から、子どもたちが消えていく。その謎を解くきっかけは、嫌われ者の生徒が持ち込んだ「植物占い」という本だった…。

    最初の20ページ位ですでに「は?何書いてんの?」というような、まったくもって要領を得ないという、なんとも摩訶不思議な文章である。これが、部分部分は体裁を保っているようなのでたちが悪い。頭に入ってこないので、もう一度読み直したが、やはり文章が悪い。

    小学生を描き始めたところから、更にそれはひどくなり、小学生の要領を得ない会話を、要領を得ない説明文でつなごうとするものだから、苦痛を通り越して解脱しそうである。

    それでも我慢して読んでいくものの、キーとなる植物の知識もメチャクチャだし、その辺のなんてことのないものが力を持っているだの、挙句に植物そっちのけで「子供の死体を酒につければよい」などと言い始めたあたりは、投げ捨てようと思うレベル。タマゴタケは毒ねえよ馬鹿。

    本当に恐ろしいのはここから。角川ホラーも罪なことをする。ホラー中のホラーである。

    この状態で、なんとまだ半分終わっていないのだ。残り半分。ほぼヤケクソで読みましたが、宗田理を真似て書いた小学生の作文レベルの文章にしか思えませんでした。

    ・会話文が支離滅裂。
    ・会話をつなぐ文章が更に支離滅裂だし、会話を活かせていない。
    ・過去の資料を書いているのかと思ったら突然始まる会話。
    頭が痛い。

    ホラーにするならメカニズムをもっと細く設定すべきだし、堂々と自分の子供を殺しに来る実の親なんか、ひとっつも怖くないんだよ。

    古本でも残すべきでない1冊。ゴミ箱行き。
    今年のワースト作。これ以上ひどい本には出会わないだろうから。

    もっと怖いのが、このブクログでの評価は割と高いことだよね。身内が書いてのこれ?悪いレビューは消されたりして。ホラー文庫らしくていいねえ。

  • 後味わるー
    ホントに主人公小学4年生??
    ストーリーもすごいけど、人物設定もすごい
    何にも考察しないなら主人公にしずらいけどさ…

  • 読んでて素直に面白い!と思えた本。
    久しぶりに、すぐに読み返した本でした。

  • 買うときはなんとなく、ついでに買ったような本であったが、かなり引き込まれた。
    着想の妙と展開の異形かつ滑らかさにどんどん読みすすみ、気がつけば予想を超えたラスト。
    あらすじからは想像もつかない物語で、登場人物の心が剥き出しにされていく過程は生々しい。
    大好きですね、この本。

  • 3分の2過ぎたあたりから一気に方向性が変わる
    驚いた
    善とか正義って、どの方向から見るのが正しいのでしょうか???

  • 「植物の逆襲」
    植物占いが流行る。
    友人が行方不明。
    瑞々しい子供たち。
    しかし……。
    植物っておいしいよね。

  • 僕は藤山真介。徳田と河合、そして転校していった友達は、本が好きという共通項で寄り集まった仲だったのだ―。町おこしイベントの失敗がもとで転校を余儀なくされる同級生、横行するいじめ、クラス中が熱狂しだした「植物占い」、友人の行方不明…。混沌とする事態のなか、夏休みの親子キャンプで真介たちが目の当たりにした驚愕の事実とは!?子どもたちの瑞々しい描写と抜群のストーリーテリングで全選考委員をうならせた第八回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。

  • 小学生が主人公ということで、気軽に読み始めたのですが。
    ホラーだったんですね・・・・。怖い。怖いよ。

    おもしろかった・・・のかな。どうなんだろ。
    最後まで一気に読んでしまったのは事実だけど。
    後味がすごく悪い。

    なんか、薄ら寒いのだ。
    車椅子の同級生をみんなで手助けしていい子かと思えば、陰湿ないじめをなんの疑問もなくやっている。
    妙に大人びた子供たち。

    そして、クラスに「動物占い」ならぬ「植物占い」が流行るのだが、それが実は・・・。
    ということで、展開があまりに意外というか想像を超えてました。
    途中の近親相姦もかなり私は引きましたね。
    少年たちの話なのにあまりにも絶望的な未来。

    きっと評価がかなり分かれるものになると思います。

  • うまく説明できないストーリー。そもそもこれはホラーなのか?
    いじめの場面は小学生らしからぬ感じがした。後半の展開が驚きというか大胆というか、、

  • 僕と河合、徳田の3人は、夏休みを利用して東京行きを決行した。急に転校していったクラスメートのジョンを訪ねるため……彼の転校には何か不可解なことがあった。足の不自由な徳田を囲むクラスへの取材で来ていたTVレポーターの江上さんに助けられながら、辿り着いたジョンの引越し先で見たものは……。やがてやって来た親子キャンプで、僕らは想像を絶する事実に直面する。

    大人の事情で消えるように転校していく友人、急に流行しだした「植物占い」、横行するいじめ、主人公と母親の歪んだ?関係……単純に言えば“鬼畜でインモラルで残酷マンセー”ってところだが、次々に提示される様々な要素を、クライマックスで明らかになる事実(中盤でおよその察しはつくんだが)にうまく収斂させているようにも感じた。
    背伸びはしてもしょせん子供なのだが、それ故の残酷さ―これまたホラーでは定番だけども―が描かれた「いじめ」のシーンは、本筋とは関係なしに不快にさせられる(それでいいんだけど)。

    第8回日本ホラー小説大賞の長編賞受賞作。この回の大賞作「ジュリエット」よりも、余程面白く読めた作品だったかと。

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