DZ(ディーズィー) (角川文庫)

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  • 角川書店
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本棚登録 : 510
レビュー : 85
  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043705016

感想・レビュー・書評

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  • 職場の方に借りた本。「症例A」のあとに続けて読みました。
    こっちのほうがもっと“怖い”です。もちろんフィクションですが、あまりにリアルな描写が多くって本当にありそうなお話だなぁと思ってしまいます。それがまた怖いです。

    でも、人間って生命ってすごいんだなぁ、と。
    ラストはとても切ないです。コワいだけじゃなくて面白い本でした。

  • ストーリーが緻密で伏線の張り方も丁寧。
    話の中心人物がころころ入れ替わり、スピードのあるストーリーが楽しめた。

    ただ、専門的な用語が多くて読みながら『何だ?』となる。
    内容が内容だから仕方ないかもしれないけど。

  • やたら滅多ら医療の専門用語が出てくるので難しい。
    そして重苦しくて救いがない。

    人、死にすぎでしょう。
    そして最後はいったい何?
    妊娠したのは仕方ないとしても、
    そこで生むと判断に至りますかね。

    彼氏や無関係の人を殺したことも許せるほど、
    そんなに深い繋がりだったか??

    やたら母性愛が強いのか何なのか知らないけれど、
    そんな綺麗ごとじゃ済まないと思うけどな。

    ☆☆☆ ホシ3つ

  • アメリカ・ペンシルベニア州で、夫婦の冷凍死体が発見された。五歳の息子は行方不明のまま、事件は迷宮入りする。一方、日本では、異常な兆候を示す少女がいた。数年後、恋人を亡くし、重度障害児施設に赴任した女医・志度涼子は、保護室に閉じ込められた少女に出会う。そして、運命の歯車は容赦なく回り始めたー。

  • ベトナム
    日本
    アメリカ
    それぞれで起こる事件が全てつながる
    スケールの大きさに登場人物がなんだかついていっていないような、、、。
    ハリウッドで映画化でもしたら面白そうだけど、、、。
    なんか妙な既視感が。
    なんだろう、、。
    遺伝子工学に関する専門用語が頻発するが、つまずく事無く読み薦められる。個人的にはエンターテイメントとして読み応えがあるとは思うが、なんだか煮え切らない、、、。

  • すごすぎる!恐ろしい小説を読み始めてしまった と思いながら、2つ 3つと深みにはまる。難解だけど心配すぎて放棄できない。
    ラストは無理やり感もあったけど哀しい運命を劇的に演出してくれた。障がい者施設などの事情うんぬんは 素人には未知な部分が多いのであくまでも小説として受け入れて読んだ。こんなに難解な専門用語が出てくるのに読み進めてしまう面白さ。でも自分がどこまで理解できているのか不安感 消化不良感が残った。だから 星3つ。

  • ---
    アメリカ・ペンシルベニア州で夫婦の冷凍死体が発見された。五歳の息子は行方不明のまま、事件は迷宮入りする。一方、日本では、異常な兆候を示す少女がいた。数年後、恋人を亡くし、重度障害児施設に赴任した女医・志度涼子は、保護室に閉じ込められた少女に出会う。 そして、運命の歯車は容赦なく回り始めた--。 人類という種が背負った哀しい宿命を、壮大なスケールで描いたヒューマン・ミステリ。 第二十回横溝正史賞受賞作。

  • #読了。第20回横溝正史賞受賞作。生物の進化と遺伝子を現役の医師が描くだけあって、作品中の医学用語はかなり難解。医学部分の描写に比べると、人物描写が多少短パン区の様な気がしたが、面白く読めた。

  • 途中から先の展開がある程度読めるとはいえ、些細な日常の描写のように思えていたものが一カ所に集まっていく様子は引き込まれるものがあった。


    ラスト、新人類が誕生するというどんでん返し、という解釈でいいのだろうか。それによって印象が180度変わるのだが。そうであったらゾクゾクするし、そうでなかったら宙ぶらりん。

  • 小笠原慧の本はこれが初めて、かな、たぶん。

    ちょっと大人な感じ(?)。ミステリ+ハードボイルド+SF、みたいな。

    雰囲気的には、浦沢直樹のマンガ『Monster』に似てるかも。
    いろんな場所でストーリーがそれぞれ進んでいって、次第にそれらが1本のでっかい流れに集約していく、映画みたいなとこも、人の進化を扱ってるところも。

    ストーリーは文句なしにおもしろかったです。

    でも、この本とは直接関係ないんだけれど、「人の進化」…。みんな、それのどこに興味があるんだろう?

    あたしはあまり、種の保存みたいなことには関心がありません。っていうか、自分が死んだ後の話のどこに関心をもっていいのかわからない、というか。

    例えば、あたしは、「自分の子ども」は別にいらないなぁと思っていて、自分の遺伝子(あるいは配偶者の遺伝子)を後世に残す、ということには全く興味がありません。

    少子化も、年金問題とかは大変だとは思うけど、人が減っていくこと自体には何の感慨もなく。

    同じように、人の進化っていうのも、これ以上進化して何がしたい?って感じもあり、全然興味が湧きません。
    何より、人が今後、進化するにしろ、しないにしろ、でもその頃には、今生きてる人はみんなもう死んでるじゃん、みたいな。

    ん〜…。

    ただ、そういう「進化」にロマンを求める(?)感覚は共有できなくても、SFとしてはおもしろいテーマだから、読むのはけっこう好きです。
    よくそんなこと考えるなぁって思いながら読む。ビバ☆人間の想像力! って感じ。

    てか、うん、たぶん、あたしにとって、「人類の今後」っていうのは、ファンタジーなんだな、きっと。現実味の伴わなさ、リアリティの希薄さ、って意味で。

    きっと、子どものこととかもそうで、先輩曰く、「30代になればもう少し考えが変わるかも」って。
    その先輩は、やっぱり未だに「遺伝子を残したい」って気持ちには共感はできないけれど、30過ぎてから、少しだけ、その気持ちもわかるようになった、らしい。

    …そういうもんかも。

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