眩暈を愛して夢を見よ (角川文庫)

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著者 : 小川勝己
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (532ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043706044

眩暈を愛して夢を見よ (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 平成の奇書。第一部までは先の展開を予想できるくらいには解りやすいのだがそれ以降は最後の1ページまでまさしく眩暈のするような展開と構造。『ドグラ・マグラ』のような夢現の混乱、『虚無への供物』のような現実とフィクションのメタ的接続、『匣の中の失楽』のような構造的幻惑、『夏と冬の奏鳴曲』のような唐突な収束。作中にも出て来るが『ブラッド・ミュージック』を思わせる「侵食」は優美さと同時に頭痛をもたらす。周到で意図的なサンプリングが逆に個性になっており、終始計算された歪みと狂気の演出になっている。衝撃の快作ミステリ。

  • タイトル&帯買いしました。
    「めくるめく混沌と驚愕の真相」
    驚愕もの好きな私はつい買ってしまったですよ。
    めくるめく混沌・・というか・・・
    めくってもめくっても混沌・・
    「意味がわからん!!」というのが私の驚愕の真相でした。
    しかも解説ついてないし・・・
    どなたも解説できなかった・・・とか?

    誰か私にわかりやすく解説してほしい・・

  • かなり読み応えあり。
    横溝正史賞受賞作も是非読んでみたい。

  • いったいこれはどんな物語なんだろう。
    読み終わった今でもよくわからない。
    不思議な世界を旅してきたような、ある種異様な思いだけが残る。
    ひとつの解決を見たと思えば次の章で否定される。
    それでは新しい解決が正解かと思えば、すぐにまた否定される。
    物語の構成は複雑で、最期まで読者は気を抜くことが出来ない。
    この物語を理解しきれる読者がどれほどいるだろう。
    少なくとも私には無理だった。
    幻想世界と現実・・・入り組み混沌とした中で、何が現実で何が幻想なのか。
    真実はどこにあったのか。
    この物語、映像化はできないだろうな。
    同じ人物でも登場する場面によって全然キャラクターが違う。
    祭壇が見える・・・という場面は、読んでいて本当に怖かった。
    その時点ではそれが真実に思えたので。
    人の心はけっして単純ではない。
    最期まで姿を現さなかった美南は、結局どうなったのだろう。
    事件は本当に起きていたのか?
    あらゆる登場人物は、みな現実の世界ではどうだったのか?
    怖いくらいの薄気味悪さが残った。
    まるで物語自体が平衡感覚を失ったまま彷徨っているような、そんな物語だった。

  • 何年か前に読んでいたのに、再読し始めても全くストーリーを覚えていなかった。
    この作者好きなのにおかしーなーと思ったものの、確かにこりゃストーリーを理解できていなかったから覚えてないのも無理ないわ。
    面白いんですけどね。

  • 再読。

  • これは確かに難解でどこかスッキリしない読後感が
    漂う、まさに眩暈のする作品でした。
    特に後半の展開が読み辛くて・・・・・。

    高尚なミステリなんでしょうが、自分には合わず。
    残念。

  • 2011.5/20
    理解に時間がかかるミステリー。わかると感心する。

  • 失踪したAV女優を探すところから始まる話。
    後半が急展開すぎて全くついていけなかったが,きっとすごいハイレベルのミステリなんだと思う。

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