ドミノ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 10090
レビュー : 1258
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043710010

作品紹介・あらすじ

一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、何かが起こる瞬間を待っていた。迫りくるタイムリミット。もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく!抱腹絶倒、スピード感溢れるパニックコメディの大傑作。

感想・レビュー・書評

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  • こういう、一見関係ないような人達が全員絡み合うことで、なんらかの事件が引き起こされ、それも最終的に関わりのない人たちのそれぞれの行動で終息するという話大好きです!本人たちは巻き込まれていることに気づいてない、そんな話大好きです。恩田陸さんの他の作品もみたいです!

  • ここ数ヶ月では最も面白いと思える作品。もっと早く読めばよかった。形式も変則的で、読み進める毎に「どうなるのか?」とわくわく出来る上に、読後感もすっきりして爽快。
     30名近くの登場人物が登場し、基本的には東京駅近辺の限られた空間で半日あまりで繰り広げられる出来事を描いているのだが、バラバラに登場した人物と彼らを取り巻く物語が1つがラストに向かって収斂されていくストーリー運びは見事。リズム感も良く、非常にテレビ的。これまで映像化されていないのが不思議な位である。是非クドカンあたりに映像化して欲しい作品。

  • ぜーんぶ繋がったよ!

  • うわ、これは本当にドミノだわ。

    またまた会社の方からお借りした。

    それぞれの事情でたまたま東京駅に居合わせた人たちが、まるでドミノのように影響を受けていく。ジェットコースターに乗っているかのようなスピード感溢れる小説。

    しかし登場人物が多過ぎて、それぞれの登場人物の話にするとどれも短編なわけで、短編苦手人間の私には少々きつかった(^_^;)


    恩田先生の作品は何冊か読んだことがあるはずだが、どれも全くと言っていいほどジャンルが違う??
    色々なポケットを持った作家さんなのだなぁ。。。


    伊坂先生の小説を読んでいるように感じてしまったがそれは私の気のせいかな?

  • 米原万里氏に薦められ。

    一旦ペースをつかみ出すとすごい勢いで読んでしまった。東京駅版「 THE 有頂天ホテル」みたいな感じか? ただでさえ痛快な展開であるのに、更に文庫本版のあとがきが米原万里氏本人だったというオチまでついてしまったもんだからその痛快度は特大のはなまるで終了。

    普段読まないジャンルでもあり、やっぱり読書家の人の言うことにはやっぱり耳を傾けるべきらしい…と今更ながらに再認識。

  • 起承転結がちゃんとしていてオチも結構好き
    スピーディーな展開が爽快感あった

    俳句の会のオジちゃんたちがすき

    スピンオフがあったらたのしそう…

  • 単行本で読んだ。
    最初のページに各登場人物のイラストと一言が描いてあって親切です。
    それでもはっきり読み分けられる個性的なキャラクターばかり
    様々な人の、つながりがだんだんと見えてきて、後半タイトル通り怒涛の連鎖
    単純に面白い。

  • 一気に読破。喜劇ぽく所々で笑ってしまった。27人と1匹がどう絡んでいくのか気になってしょうがなかった。全ての人達が主人公のようで上手く絡めてある。都合のいい所もあるけど許せるくらいのテンポの良さがあってかなり楽しめて私は好き。でも好き嫌いが分かれるかもしれない本。

  • かなり好きな作品。 登場人物が多いにも関わらずきちんと個性が出てて把握しやすいし、このスピード感はまさにドミノ。 欲を言えばラストというか全体のまとめ方はもう一ひねり欲しかったかな。 ドタバタしててとても楽しいけど「あぁそうきたか」って感じで終わらせて欲しかった。 映像化されてないなら勿体ない作品。 いずれまた読みます。

  • 読友さんのオススメで。おもしろかったーー!全てを後回しにしてとにかく読んだ。登場人物がたくさん出てくるけれど、きちんとキャラクター設定され、それぞれ際立っているので混乱もなし。無駄がなくて、スピード感満載、一見バラバラの物語がだんだんと距離を縮め、終結へ向かって行く様にハラハラドキドキ。これは映像でも見たいな。原作がしっかりしているので、絶対にうまく作れそう。ひとつ心配なのはサニー役の麻里花。舞台で力が発揮できればいいけれど。ダリオがまさかのアイツでびっくり。想像してたのと違った。でもよくがんばったね!

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著者プロフィール

恩田 陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。幼少期は名古屋、長野、富山、仙台などを転々とする。高校時代は茨城県水戸市に在住。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。
1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。
2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞と第14回本屋大賞を受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。

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