ドミノ (角川文庫)

著者 :
制作 : sengajin 
  • KADOKAWA
3.60
  • (880)
  • (1418)
  • (2108)
  • (264)
  • (46)
本棚登録 : 10540
レビュー : 1286
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043710010

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 米原万里氏に薦められ。

    一旦ペースをつかみ出すとすごい勢いで読んでしまった。東京駅版「 THE 有頂天ホテル」みたいな感じか? ただでさえ痛快な展開であるのに、更に文庫本版のあとがきが米原万里氏本人だったというオチまでついてしまったもんだからその痛快度は特大のはなまるで終了。

    普段読まないジャンルでもあり、やっぱり読書家の人の言うことにはやっぱり耳を傾けるべきらしい…と今更ながらに再認識。

  • 起承転結がちゃんとしていてオチも結構好き
    スピーディーな展開が爽快感あった

    俳句の会のオジちゃんたちがすき

    スピンオフがあったらたのしそう…

  • 単行本で読んだ。
    最初のページに各登場人物のイラストと一言が描いてあって親切です。
    それでもはっきり読み分けられる個性的なキャラクターばかり
    様々な人の、つながりがだんだんと見えてきて、後半タイトル通り怒涛の連鎖
    単純に面白い。

  • 一気に読破。喜劇ぽく所々で笑ってしまった。27人と1匹がどう絡んでいくのか気になってしょうがなかった。全ての人達が主人公のようで上手く絡めてある。都合のいい所もあるけど許せるくらいのテンポの良さがあってかなり楽しめて私は好き。でも好き嫌いが分かれるかもしれない本。

  • かなり好きな作品。 登場人物が多いにも関わらずきちんと個性が出てて把握しやすいし、このスピード感はまさにドミノ。 欲を言えばラストというか全体のまとめ方はもう一ひねり欲しかったかな。 ドタバタしててとても楽しいけど「あぁそうきたか」って感じで終わらせて欲しかった。 映像化されてないなら勿体ない作品。 いずれまた読みます。

  • 読友さんのオススメで。おもしろかったーー!全てを後回しにしてとにかく読んだ。登場人物がたくさん出てくるけれど、きちんとキャラクター設定され、それぞれ際立っているので混乱もなし。無駄がなくて、スピード感満載、一見バラバラの物語がだんだんと距離を縮め、終結へ向かって行く様にハラハラドキドキ。これは映像でも見たいな。原作がしっかりしているので、絶対にうまく作れそう。ひとつ心配なのはサニー役の麻里花。舞台で力が発揮できればいいけれど。ダリオがまさかのアイツでびっくり。想像してたのと違った。でもよくがんばったね!

  • 物凄いドタバタ劇。最初は登場人物を理解するのに苦労して乗りきれなかったのに、中盤以降はもう一気読み♪自分の行動、偶然の出来事が回りを巻き込み、大きくなって大きくなってとんでもない事態に。ドミノ倒しで大きな絵が浮き出てくるが如く「こんな結末が隠れていたか!」と驚くばかり。お芝居の子役二人の活躍が光り、和美のドスが心地よく響き、佳代子の思考回路がややウザイ笑 タイトルはドミノ、話の展開はジェットコースター。倒れる切欠となった最初のドミノは一体誰の何なのかは分からないけど、まだまだ倒れきったようではないみたい。

  • 10/20追記
    わたしは「ドミノ」とはドミノ倒しのイメージだったのだが、ドミノは牌の数が28。まさにこの物語の登場人物の数が「27(人)+1(匹)=28」だ。
    いまいちルールがわからないが、もしかしたらもっともっと深い意味の「ドミノ」が隠されているのかもしれない。ドミノのルールを確認してから再読してみようと思う。

    ------------------------------------------------------

    通勤に最適。
    わたしの好きな恩田作品は、現実離れした、なんとなく背筋に冷たい風が通るようなファンタジー。(ネクロポリスや"私と踊って"の中の少女曼荼羅なんかはもうぞくぞくとわくわくが止まらなくて身震いしそうになる。)
    この作品は舞台の9割が東京駅の半径数百メートルという狭い中にもかかわらず、様々な人種の坩堝である東京駅らしく一人称で語られる登場人物がものすごい人数であるのが特徴で、時には1ページにも満たないまま場面が移り変わることもある。
    100を超える細かい章に分かれているから、短い通勤時間で乗り換えがあってもなんとなく小さめのゴールが見えるので「この駅まではここまで」「次はここまで」と区切って読めるから読みたいモヤモヤを抱えたまま仕事に就くこともない。

    他の方もレビューされているけど、登場人物のそれぞれの物語を反復横とびのように並行する時間軸を飛び飛びで表現しているのが独特。
    でも、飛んでいる足がもつれる事なく、ごちゃごちゃすることなく、必要な時にくっついては離れ、絡んでは解けていくので読みやすいし章の短さも手伝ってとても読みやすい。
    でも話の内容はまさしくドミノ倒しのようにバタバタ。
    並行に走っていたドミノが、東京駅一箇所に集まってドシャーーっという音を立てて一気に倒れる音が聞こえそうなくらいだった。
    終わった後は、なんともいえない爽快感が残った。

  • 内容紹介
    一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、何かが起こる瞬間を待っていた。迫りくるタイムリミット、もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく! 抱腹絶倒、スピード感溢れるパニックコメディの大傑作!

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    思い出した思い出した~。
    これは面白かったな~。

    って言うか途中で訳が分からなくなったりもした(´・ω・`)
    え?今あの紙袋誰が持ってるんだっけ?って(笑

    ある紙袋をめぐっての、東京駅(とその近辺)での攻防戦!
    それぞれにそれぞれの紙袋があって、
    そしてそれが絶対に必要な理由がみんなあって、
    なのにそれがいつの間にかあっちゃこっちゃですり変わっちゃって、
    わーもうどうしよう!みたいなドタバタ劇。

    そんな中でも、登場人物の違う一面が見えたり、
    みんなで団結するシーンがあったり、
    昔からの因縁があったり...

    子役ちゃんが二人出てくるんだけどこれもリアルでよかった^^

    ただ、舞台が東京駅なだけに、
    来たことない人や知らない人は楽しめるかな...?

    東京駅構内の地図を片手に読むとより楽しいのかも!

    まぁ、ここまでのことはないにしても、
    「駅」っていう場所では一日のうちに
    ここに出てくるエピソードの一つや二つはありそうかも。

    ドラマに溢れた、舞台設定としては最高の場所ですよね。

    個人的には駅チカのお菓子に執着するOLに
    一番親近感を感じたりw

    三谷幸喜の映画を見ているような気持ちにもなりました^^
    と言うか映画化も見てみたい^^

    とても楽しいエンタメ作品でした~。

  • タイトルの通り、展開はドミノが次々に倒れていくよう。


    冒頭に記載された登場人物の多さに戸惑い、読み始めは本編と登場人物紹介を行ったり来たり。

    展開が進んでいくにつれて、違った場所から倒れてきたドミノが一か所に集まってくるドキドキ感。

    最後のドミノが倒れる瞬間は圧巻です。

全1286件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

ドミノ (角川文庫)のその他の作品

ドミノ (文芸シリーズ) 単行本 ドミノ (文芸シリーズ) 恩田陸
ドミノ (角川文庫) Kindle版 ドミノ (角川文庫) 恩田陸

恩田陸の作品

ツイートする