ドミノ (角川文庫)

著者 :
制作 : sengajin 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 10548
レビュー : 1287
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043710010

感想・レビュー・書評

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  • こんなに多くの登場人物がいるにも関わらず、一人ひとりの個性がきちんとあるので、混乱せず、むしろどんどん読み進められたのが、まず凄いな、と。

    終盤はどんどんピースがハマっていくように、ジェットコースターのように、気持ちよくスピードに乗って読めました。
    面白い!の一言。
    もし映画化されるなら、三谷幸喜でしょう。笑

  • もはやひとつのエンターテイメントですねこの本は!まさに「ページを繰る手が止まらない」本だった。試験前なのに。テンポの良さと起きている出来事のわりに深刻さのない世界観で、とても軽く読むことができた。この「ドミノ」的な発想は誰もがするかもしれないけれど、実際に書くとなると至難の業だと思う。構成とまとまりの難しさもさることながら、一番の難点であろう「登場人物の多さを読者の苦にさせない」ということのためにはこの軽さ(軽快さ)が必要不可欠なのかもしれない。映画化したら絶対面白いだろうなぁ。

  • 恩田陸さん、ってこんなに楽しい本書くのですね~!27人もの人物が出てくるのに、とても丁寧に描かれているので、一人一人の人物像が浮かんでくる。いや、皆さん個性的だからかな。なんといっても潔く気風の良い女性たちが、気持ちいい。そして、ドミノのタイトル通りの、どたばたした展開。
    お見事!!おもしろい本でした。

  • 登場人物が多すぎてどうなることやらと思っていたがうまい具合につなげてきたなぁと。だけれども前評判があまりにも高すぎてちょっと拍子抜けしてしまった部分もある。複数人物の行いがつながってひとつの事象に行き着くという点では伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』にはかなわないなぁと思った。結局どこかでおきている事件もこんな何気ないことのつみかさねなのかな。バタフライ・エフェクト的な。2013/142

  • 面白かった。一読。
    登場人物の描かれ方は勿論並べて平等、というわけではなく描写の多い人物、少ない人物があり、解説では27人+1匹すべてが主人公のように評価されているが聊か過大評価の感は拭えない。また新しい表現手法というふうにも思えない‥‥というのは、もう刊行されて十数年経っているからなのかな? まあそういう学術的なことは一般人の私にとってはどうでもいいや。解説がテロとか小泉政権とかちょっと変なこと書いていて違和感でした。
    小説として、純粋に楽しめました。いろんな人がぶつ切りにばりばりと描かれていき、それがどう集約するのかなーと楽しみに読むことのできる小説でした。ただ、東京駅に来ない人物はそのままフェードアウトしてしまい残念だった。それらの人物を最後もうひと押し描いてくれたらもっと楽しかったかな、と思いました。

  • 「夜のピクニック」の恩田陸の描くコメディ。

    非常によく練られており、最初から最後まで全力で駆け抜けるような爽快感を味わえる。登場人物がとにかく多く、読む人を選ぶ作品ではあるが、ストーリーにのめり込めばドミノのように人と人が縺れ合い因果が駆け抜けるこのスピード感に快感を得られると思われる。

  • 再読。恩田さんの作品全体からみるとかなり珍しく、笑えてスピード感にあふれるドタバタ劇。巻頭に登場人物が短く紹介されているが、見なくても大丈夫。きちんとすべての人物が描き分けられていて、混乱することはない。とにかく文句なく楽しめる作品。恩田さんの見事なドミノ倒しを堪能してください。

  • 人が目まぐるしく入れ替わっていく
    次々とキャラクターがでてきて名前を覚えるのもの大変な状態
    ある程度想定の範囲のゴールではあったけど一つの物語には色々な登場人物が関わってくると改めて実感

  • 東京駅で広げられる様々な人たちのドラマ。一見全く関係のないそれらが徐々に絡み合っていく。

    コミカルなドタバタ劇でした。段々盛り上がっていくというより、最初から面白かったです。最後の方はなんとなく想像通りだったのが少し残念。

  • いろんな人がそれぞれの思いをかかえて、それがひとつに繋がる。最初は人物が多くて読みにくかったけど、とにかく面白い。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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