ドミノ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 16250
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043710010

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物がこんなに多いのに混乱せずに読むことができて、純粋に作者さん凄いと思った…!

    前半はなんだかバタバタしたり、場面がコロコロ変わったりで疲れるなぁと思って読んでたけど途中から一気に引き込まれた。
    オチの続きが気になる…

    まぁまぁ面白かったけど思ってた感じとは違ったなぁ…

  • 色々起こりすぎてちょっと読み疲れ。

  • 東京駅を舞台に沢山の登場人物が。
    題名通りドミノ。
    ちょっと頭が追いつかず読んでて疲れたかな。
    もう少し頭が落ち着いて読めてたら星一つアップ。

  • 27人に及ぶ登場人物がいずれも主役のように活き活きと描かれて、或る日の夕方の東京駅における1つの事件へ繋がっていく。関東生命の支社における締切日の情景から始まり、女子社員が締切り後のお楽しみ会のために東京駅に菓子を買いに行くことからとんでもないドタバタ喜劇になっていく展開はまるで映画を見ているようにリアルで楽しい。(あり得ない物語りであり、少しふざけ過ぎかな?と思わないでもないが)ミュージカル・子役出演者のオーディション参加者、破綻寸前の優秀男女カップルと男性の従妹の美人、ピザ屋の店長、警察OBたち、爆弾を抱える過激派グループなど…。

  • ドミノというタイトルと登場人物の多さで終盤で登場人物達の起こした行動が連鎖的に反応していって一つの事柄に繋がっていくんだろうな予想していたけど、まぁその予想通りだった。予想を上回るようなドタバタコメディがあるかなと思ったけど特にそんな事はなくちょっと無理矢理感がある感じでメインストーリーは繰り広げられていた。
    登場人物が多く他の方の例に漏れず私も人物名を覚えられなかったが、ちゃんと行動や振る舞いでどんなキャラだったか思い出せたのは良かった。あとは小学生の女優の卵っぽい女の子の話しは全体的に好きだった。
    東京駅の構造の挿絵はあるものの、どこで何が起こっているのかという部分が分かりづらかった。
    デリバリーピザの店員が憧れの人のお願いだからとバイクを爆走させたり爆弾テロ犯がいたり何か突拍子もないように感じた。特に爆弾という小道具を使いたいが為にテロ犯を用意した感じが強い。
    全体的には強く惹きつけられるような物がなく読んでてあまり続きが気にならない小説であった。

  • 東京駅と爆弾テロをテーマに28の登場人物がテンポ良く絡み合う。映画化には良いと思うが自分には合わなかった。

  • 最後まで読んだけど登場人物が多すぎて読み疲れた。
    とらやの袋も誰が誰のを持ってるのか分からないまま最後まで進んでしまった。

  • 登場人物が多い。
    一人一人が違うポジションなので、ある程度はややこしくはならないけど、多いなぁ

  • コメディテイストが好きな人にはハマると思う。

  • 最初はわくわくしながら読み進めていたんだけども、登場人物達が東京駅に集結しかかった所でいったん中断、、。
    出てくる人たちがあまりにも多すぎて、あれ?この人ってこの人とどういう関係性なんだっけ?って思うことが多くなり、そう思ったが最後。
    関係性が分からないまま読み進めていくものだから何だか頭に入らなくなってしまいました。。

  • 登場人物がたくさん出てきてでも、みんなどこかで繋がってて、おもしれいハチャメチャ喜劇みたいな本です。あれとこれが繋がってー!と、考えるのが楽しい人におすすめ!単細胞リリーには、ちょっと、理解足りずw

  • 各登場人物のエピソードはバラバラであるものの、ドミノというタイトル通り、巧妙に組み合わさっていてクライマックスを迎えていく。もっと盛り上がって行くかなと思ったけど、最後のオチが自分の中で微妙でした。期待が大きかったのかな。。

  • 些細な事件が大騒動に発展していく、パニックコメディの大傑作!

    一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく!


    @人生における偶然は必然である!

  • つまらない
    読んで損した気分

  • ドタバタを楽しむ

  • ドタバタドミノ群像劇
    可もなく不可もなく

  • テンポよく話は進んだけど、読み終わったらなんかがっかり。合わなかった。
    よくできたドタバタ喜劇にしては無理があるか。特にラストのライターの行方。

  • 登場人物がたくさん出てくる群像劇/ 荒唐無稽/ アニメだとしても許せない/ チープ

  • 伏線がたくさんあるのは面白いが、伏線の数と結末が合わない気がした…



  • 恩田氏の作品は初めて読んだが、こりゃ、好き嫌いが割とはっきりと別れそうだな。

    タイトル通り、ドミノ。
    どんな内容かと問われると、非常に説明しづらい。
    玩具箱をひっくり返して、とりわけ目立つものをまとめて、他の玩具箱に入れ替えて、いっちょ上がりのまた明日!というような...

    痛快エンタテインメントなんて、ありきたりな形容があるけども、ちょっと違うな。一人称が急に作者本人になったりするし。
    全体的に荒さが否めないものの、従来の型に嵌らぬ気概は感じる。

    が、個人的には軽薄過ぎたかな。

    まだ、恩田作品はこれが初なので、他の作品にも触れてみよう。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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