ユージニア (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 9058
感想 : 793
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043710027

感想・レビュー・書評

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  • 恩田陸氏の本が読んでみたくて買った一冊。

    読みにくい本でした。

    一方的に語られているようで・・

    事件があり解決に向かっていくが真相はハッキリしないみたいな

    14の章がありそれぞれ読み始めは、どうゆう人物がインタビューされてるかわからず、疑問を持って読んでるとあーこうゆう人物なんだとわかるのを何度も繰り返している感じで読み疲れる

    事件ものはやっぱりスッキリと解決して欲しいと感じた小説でした。

  • 小さな町で町の名家で大量殺人。

    恩田陸はいつも帯買いしてしまう…
    けど…

    スローテンポすぎて内容がよく咀嚼できず、消化不良。
    よく咀嚼出来ていたら結末を面白いと納得できただろうと思うので、また一年後再読したい。

  • 描写や語りの仕方が凝りすぎていて却って内容が頭に入らず、作品の理解に至りませんでした。

  • 誰の目線で話を綴っているか混乱しながら読み進めた。最後まですっきりしないで終わったな、って感じだけどこの話の書き方としてはこういうはっきりしない終わり方がしっくりくるのかも

  • 一家毒殺事件を追ったミステリー。
    様々な視点で事件当日の様子やその後が描かれ、明らかになる部分があれば謎が深まる部分がありふわふわと終わる物語。
    話の進行は悪くないが、最後まで動機や犯人はあえてはっきりさせていないので、読了感は好き嫌いが分かれそう。
    一気読みがおすすめ。

  • 結局よくわからなかったのが正直なところ、、
    緋紗子が犯人なのかどうなのか、結局は違うのかということころが自分的に楽しみで読み進めていたが犯人どうこうではなく、もっと深い闇の部分のが露わになっていったので難しかった。
    ミステリーを超えて、考えさせられた一冊だった。

  • インタビュー形式は苦手なので、読み辛かった。
    中盤から引き込まれたが、ラストが自分の解釈で合っているのかわからない感じ。

  • あまり好みではなかった

    インタビュー形式が個人的には最初読みにくくてなかなか進まず…
    読み進めていく間もあんまりドキドキ感とかはなくて、あぁーときみが悪い感じで終わった。

  • いまいち!
    ミステリーとしてスッキリしない物語。
    犯人や動機や犯行手段があいまいに終わってしまい、スッキリしません。読者に考えさせる余韻を残すというパターンのようですが、そういうの好きじゃないんです。

    読み終わって、犯人が「あいつかー!」とか「そんな切ない動機だったのね」とか、そういうスッキリ感に加えて、何か考えさせられるような読後感があるのならいいんですけど、何が真実で、結局犯人は誰なのかを自分で考えるパターンは嫌いなんです(笑)

    ストーリとしては、かつて名家で起きた大量毒殺事件。その犯人は?動機は?というのがインタビュー形式で明かされていくものです。
    さまざまな人の証言から浮かび上がる人物像。捜査当時語られなかった証言。
    しかしながら、淡々と証言が語られていく中で、クライマックスも感じられず、証言の関連性も理解できるところと理解できないところもあり、読解力がついていかず、ページが進みません。それでも、犯人は?その動機は?どうやってやったの?と残り少ないページで語られるかと思いきや、あいまいなまま終わってしまいます。
    もやもやっと!

    結局、ぐぐって他の読者の解説を読むことに。
    あ、そういう意味があったんだぁ、とか、この人が真犯人、とか、いろいろ解説していただいて、ようやく納得感がありましたが、繰り返し言いますが、そういった小説は好きではありません。

    これ、きっと奥が深い物語なのだと思います。玄人受けするような、自身が謎解きを楽しむ人のためのような..
    そんな人向けなのかも

    表面をさらっと読んで楽しみたい私には不向きな物語だと思います。

  • 読み始めて終わるまで、何も進歩しない。何も解決しない。
    ぼんやり終わってしまう。わざとこう書いているのであれば、恩田さんはすごい。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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