チョコレートコスモス (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.16
  • (433)
  • (414)
  • (189)
  • (28)
  • (5)
本棚登録 : 3588
レビュー : 405
  • Amazon.co.jp ・本 (562ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043710034

作品紹介・あらすじ

芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを-。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう!興奮と感動の演劇ロマン。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • あぁーーー幸せ!!!!
    私も幸福のあまり震えて、泣きだしたい気分になった。
    そして私も確かに行けた!!連れて行ってもらえた”あの場所”へ。
    天才しか行くことのできない、どこからも遠い異形の世界、果てしなく広がる宇宙のようなところへ。

    恩田陸さん自身があとがきに書かれてるように『ガラスの仮面』ような天才演劇少女の話。
    これを読んでもっともっとナマのお芝居が観てみたくなった。
    劇場での一体感を味わってみたい!

  • うわぁ~本当にガラスの仮面の世界だわ!
    結構な分厚さに、なかなか読む気が起きず。
    でも、読みだしたら一気です!!

    面白い!
    オーディションのところは、鳥肌がたつしドキドキするし、読みながら興奮しっぱなし。
    飛鳥はどうでる?響子は??
    とページをめくる手がとまりません。

    この興奮がおさまるまでに続きが読みたいのに・・
    続編はいつ出るんだろう(>_<)

  • 最近読んだ中で1番。 舞台女優の話。 続きが気になりすぎる…
    舞台役者の心情や感情が深く描かれている小説。

  • 恩田作品の中でも人に勧めたくなる作品。

    それくらい引き込まれ続編を願ってやまない。

    元からミュージカルや舞台が好きなこともあり、想像しながら楽しく一気に読んでしまいました。

    努力型や才能型それぞれいるがそれぞれがたどり着く世界。
    そこへたどり着くプロセスやもどかしさが伝わってきます。

  • 一日で一気に読めました。
    恩田陸が好きで雑多に読み漁っているところなのですが、
    「本当に同じ作者?」と思ってしまうほど恩田陸ぽい世界観や伏線や個性のある作品ではなく、ただただ単純に次のページをめくらされてしまう面白い作品でした。

    すごい面白くて、臨場感も感じられた為、どこかの舞台を見に行けばこの中に出てくる役者さんに会えるのではないかと思えるほど。

    面白かったです。

  • 天才舞台女優の響子、大学から演劇を始めた飛鳥。

    物語は基本的に響子サイド、飛鳥サイドでのストーリーで展開されるのですが、いつこの二人が顔を合わせるのかと、読んでいて楽しみでしかたがなかったです。
    実際に二人がお互いを認識するのはかなり後になるのですが、そこに至るまでのお話が面白い。響子は、天才が故に壁にぶちあたる。一方の飛鳥は恐ろしいまでにぐんぐんと成長していく。その二人の対比が興味深い。

    かといって、飛鳥が自分の演技に自信を持ち、確固たる意志で芝居をしているわけではない、という部分がこの物語のみそなんだと思いました。
    確かに飛鳥の芝居は凄い。でも飛鳥の持つ特性っていうのは特異なものなんだと思います。だから、本人も戸惑うし、まわりも戸惑う。「こいつは天才か?それともただの・・・・・・」飛鳥にいるまわりのみんなが一様に感じるその疑問。しかしその疑問も、あるオーディションに飛鳥がスカウトされることから核心に変わります。
    一方の響子サイド。こちらはこちらで面白い。とある芝居を通して、響子の意地とプライドが熱を持っていく・・・・・・。


    もうとにかく読んでいてワクワクがとまらなかったのは久しぶりの感覚でした。
    ストーリーの組み立て方も面白いのですが、それよりなにより、話の中に出てくる芝居を、実際にこの眼で見ているかのように感じられたことに感動しました。実際に映像化したら面白いだろうな。
    あと、主人公を巡る登場人物達もとても魅力的でした。劇団の俳優たち。脚本家、映画プロヂューサーetc。業界の裏側を覗き見る、という意味でも面白かったです。

    個人的には飛鳥の劇団の先輩である巽に感情移入して読んでました。劇団・ゼロの公演ももっと見たかったなあ。


    しかし、オーディションのお話だけで終わってしまったことが切なくてならないです。ううう、本番が見たかった~!!
    どうやらこのシリーズ、続編も書かれているようなので早く読みたくてしかたがないです。

  • 120211 1年経たずに再読。本を読むとき、登場人物に実在の誰かを当て嵌めて読んだり、いつもはしないんだけれども。これは是非映像で見たいので、誰かを浮かべたくなる。1回目読んだときは、大女優若槻徳子はみやもとのぶこさん、しか浮かばなかったけど、今回は、宗像葉月はみつしまひかりさん、がいいなと思った。

  • 読後、まず思ったことは、、、続編を読みたい!!!

    芝居の世界に、ぐいぐい引き込まれていく。。。
    飛鳥や響子がどんな演技で、どんな世界に連れて行ってくれるのか、わくわくする。リアルが求められる、虚構の世界に、どんどん魅せられていった。
    後半部分の、オーディションシーンは、本当に圧巻!

    三部作の、1作目。
    でも、調べてみると、続編は、刊行されていないとのこと。。。
    どんなお芝居の世界があるのか、見てみたい!
    いつか、、、続編を読むことができますように。

  • 本を読んでると、演劇とか舞台を見に行きたくなる作品です。初めてちゃんとした小説を読み終えたので、読んだあともすごく心に残りました。

  • おもしろかった!ぐいぐい引き込まれて、最後は鳥肌が止まらなかった。
    実際に演技を見てみたい。

全405件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

恩田 陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。幼少期は名古屋、長野、富山、仙台などを転々とする。高校時代は茨城県水戸市に在住。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。
1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。
2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞と第14回本屋大賞を受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。

チョコレートコスモス (角川文庫)のその他の作品

恩田陸の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

チョコレートコスモス (角川文庫)に関連する談話室の質問

チョコレートコスモス (角川文庫)に関連するまとめ

チョコレートコスモス (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする