- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043715022
感想・レビュー・書評
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ドラマのノベライズ版です
自分が唯一涙を流したドラマでした
それから数年して、本屋でこの本を手に取って読みました
それからさらに数年して、再び読みました
中村先生と、みどり先生の雰囲気がとても素敵で、「こんな夫婦になれたらなあ」と思う一方で、
「自分も後悔のない人生を歩まなければ」という思いにかられます
確かに、文学というよりは、テレビドラマ的な描写が多くて、
話もまあありきたりだし、
いわゆる泣ける(笑)話なのかもしれない
こういう話って、普段自分が一番嫌うタイプの話ですけれど、
それでも、「良いものは良い」そう言える一冊です詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二日間で読んじゃう感じ。
一日目で4/5を読んじゃう感じ。
私の大好きな作品です。
ドラマが良かったです。だから、本も読んじゃいました。
友人に、将来のことばかり考えていた男がいます。…彼は人生八十年のつもりで生きてきました。将来のことを考えてとても堅実な道を歩いていました。今欲しいものを我慢して、将来の為に貯金をしました。本当はこってりとした食べ物が大好きでしたが、将来の健康を考えてたまにしか食べないようにしていました。海外旅行はハネムーンや老後の楽しみとして、一度も行ったことがありませんでした-------。
彼はあるひ突然、あと一年しか生きられないと知ったのです----------。 -
説明不足気味でドラマを超えはしなかったけど、それでも泣けた。生きてることの大事さを教えてくれる本です。
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中村秀雄は進学高校の生物教師。無難に安定した将来を望んでいた彼に余命一年の宣告が下る。今までの二八年の人生を後悔した彼は、残された時間で精一杯自分を生きようと決心する。憧れのみどり先生に思いを告げ、生徒にも積極的にかかわっていく彼に、周りの先生たちも、影響を受けていく。受験と合唱コンクールの両立を目指し、やがて一年が過ぎようとしていた。社会現象にまでなった名作ドラマ「僕の生きる道」。中村先生とみどり先生の愛の物語は、心の中で生き続けます。
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Hideo is a biology teacher at high school. One day he was sentenced a year when he went to hear the result of the medical checkup. He struggles and find a way to live a life.
This book showed me to believe in people, do what you can do today. To seize the day. -
やさしい雰囲気で淡々と進んでいって最後は号泣。
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本作品はテレビドラマのノべライズ本であるが、
ドラマ同様、お気に入りの作品である。
現実には、こんな綺麗な話はないのかもしれないが、
一日一日を大事に生きることの大切さを教えてくれる作品である。
本作品を読んでいると、ドラマのキャストが浮かんできます。
みどり先生役の矢田亜希子さん、麗子先生役の森下愛子さん、
久保先生役の谷原章介さん、みどり先生の父親役の大杉蓮さん、
金田先生役の小日向文世さん、中村秀雄の母親役の山本道子さん、
そして、中村秀雄役の草なぎ剛さん。
これらの人が発する印象的な言葉(セリフ)がたくさんあった。
このあとに続く「僕と彼女と彼女の生きる道」も良かったが、
僕シリーズ三部作野中では、本作品が一番だと思う。 -
ドラマで興味を持って購入した。突然の余命宣告は決して他人事ではない、と思いながら読むと「自分もこの主人公のようにできるか」と考えさせられる。こんな先生になりたい。
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この本は何度読んだだろう。僕の記憶だと、これで4回目くらいだ。初めてこの本を手に取ったのは、高校生の時だったと思う。当時は「とりあえず読書というものをたしなんでみよう」という軽い気持ちから、ドラマで少し観たことのあるタイトルであったこの本を手にした。
あれから何年経っただろう。
僕はブックカバーがボロボロになってしまったこの本を手に取り読みふけった。内容は知っている。話の展開もわかっている。でも、高校生の時の僕と今の僕はやっぱり違っていて、本から伝わってくるインスピレーションは全然変わっていた。
本って面白いってことを再認識させてくれた本。この本と僕は一生の付き合いをしていくことになるだろう。なぜなら、初めて僕が主体的に手を取った本であり、本を読んで感動した経験をしたからである。